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がんと向き合うためのFIRST GUIDE
MetLife 生命保険のメットライフ生命

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生き方を考える がん体験者による座談会【ご家族に対するおはなし】

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「診断されたときの自分の思い、
パートナーの反応」
〔男性・女性編〕

告知されたときは、自分のことでせいいっぱい、
パートナーのことを考える余裕がない

がんと診断されたときに、家族でどんな風に受け止めて、どう向き合ったのか?
男性・女性で、そのときの思いやとらえ方に違いはあるのでしょうか?
家族を持ちながら、がんと診断を受けられた経験をお持ちの皆さまに、
夫婦や家族の生き方について、それぞれの目線で語っていただきました。

[自分の思い・男性編]
"告知されたときは" とにかく余裕がない

山田
告知されたときに、妻にどういう思いを抱いたのか覚えていないのです。とにかく、余裕がなかったものですから。昨年の7月の初旬なので、まだ1年前のことですが、今振り返っても断片的な記憶しかありません。僕にがんの告知をしたのは妻です。
西口
どういうことですか?
山田
最初は90%くらいの確率でクローン病とかいわれていて、手術をしたら小腸がんだった。手術後、家族が先に聞いていました。僕も目覚めたときに説明を受けたようなのですが、麻酔あけだったので覚えていなくて。あとで妻から「がんだったって、聞いたよね?」と告知されたのです。ある程度がんに対する知識があったので、「えっ、小腸がんなら危ないよ」と答えましたね。
長谷川
私の場合は5年前に血液のがんがみつかって、今は寛解状態です。1ヵ月半ほど不明熱が続いていろいろな検査や手術をして、ようやく病名がわかった。告知は、両親と妻の両親と一緒に「悪性リンパ腫です」と聞きました。そのときは、私も妻も「あー、そうですか」と神妙に聞いていたのを覚えています。でも、それまでさまざまな病名をいわれていたので、ある意味告知されて方向性がみえて、ホッとしたという感情もありました。
西口
へえー、そうなのですね。
うちも先に家族が知っていて最後が僕。急性膵炎で入院して、そのあと大学病院を紹介されましたが、腫瘍が良性か悪性かよくわからないので手術することに。先生に「長い手術になるから覚悟しといてね」といわれましたが、結局13時間半もかかりました。
西口
ええ!?13時間半もですか?
手術のあとに、家族全員が細胞を見せられて「がんです」と聞かされたらしいのですが、僕が知ったのは手術の2週間後でした。妻は僕にいえなかったそうです。それを知ったとき「強いなあ」と思いました。よく2週間何もいわないままで、僕に接することができたなと。

[自分の思い・女性編]
"告知されたときは" 落ち込みながらも冷静だった

河村
私は膵臓にできた腫瘍が良性か悪性か不明のまま、1年前の2月に手術して、4月1日に告知されました。先生には「手術すればたぶん大丈夫」といわれていたので、気楽な気持ちで、家族で病理の結果を聞きに行ったら「がんだった」といわれたのです。
西口
そうでしたか…。
河村
私は元ナースだったので、頭の片隅には「がんかも」という思いがあったのですが、やっぱりダメだったかと。主人に対しては、「貧乏くじを引かせて悪いな」という気持ちでした。子どもも小さいですし、私がいなくなったらこの家は回らない。帰り道で、ずっと「ごめんね」といっていた記憶があります。主人は大丈夫と信じていたみたいで、すごくショックを受けていました。
佐々木
私の場合は乳がんです。先に妹がなっていて、リスクは高いといわれていたので、きちんと検査を受けてきたのですが…。私も元ナースなので検診のときに画像を見て、「ほぼがんだろうな」と。告知されたときは、夫に「どのタイミングで、なんていおう」とシミュレーションするぐらい冷静でした。
西口
そうですよね。ご主人に「どう伝えよう」とか考えているわけですものね。
森田
私は子宮がんですが、子どもが生後3ヵ月のときに見つかりました。出血があって町医者で検査をしてもらって、数日後に「やっぱり、がんでした」と電話で聞かされました。「ドーン」と落ち込みましたね。
西口
そのときのご主人の反応は?
森田
夫の反応を気にするより、自分のことでせいいっぱいですよ。「私、死ぬのかな?」とか。子どもが生まれたばかりだし、主人の気持ちを推し量る余裕がなかったというのが正直なところです。後日、大きい病院に夫婦で行って、正式に告知されたのですが、主人は冷静に聞いていましたね。
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*本内容は座談会参加者、ご本人に体験談を語っていただいた際の内容をご本人の了承を得て掲載しております。

座談会パーソナリティプロフィール

西口 洋平さん

西口 洋平さん
(にしぐち・ようへい 37歳  子ども1人 [8歳]  妻39歳)

35歳のときに「ステージIVのがん」の告知を受けた経験から、子どもを持つがん患者が、同じ境遇の方を探すことができ、支え合えるサービス「キャンサーペアレンツ」を立ち上げる。
https://cancer-parents.com
現在も、週に一度通院による抗がん剤治療を続けながら、会社で働きつつ、キャンサーペアレンツの活動に取り組んでいる。

座談会出席者プロフィール

  • 山田 祐資さん

    山田 祐資さん
    (やまだ・ゆうすけ 37歳)
    子ども2人 [7歳・5歳]  妻37歳

    2016年に小腸がん発病、ステージIVと診断される。

  • 関 直行さん

    関 直行さん
    (せき・なおゆき 40歳)
    子ども2人 [8歳・0歳]  妻39歳

    2013年に膵臓がん発病、同年11月の手術後にステージIVaと診断される。
    2017年4月、第2子が生まれたばかり。

  • 長谷川 祐一さん

    長谷川 祐一さん 仮名
    (はせがわ・ゆういち 37歳)
    子ども1人 [7歳]  妻36歳

    2011年に悪性リンパ腫発病、現在は寛解。

  • 佐々木 奈緒さん

    佐々木 奈緒さん 仮名
    (ささき・なお 49歳)
    子ども1人 [15歳]  夫49歳

    2016年に乳がん発病、ステージIIと診断される。がんになる前までは看護師、現在は専業主婦。

  • 河村 美奈さん

    河村 美奈さん 仮名
    (かわむら・みな 37歳)
    子ども3人 [6歳・4歳・2歳]  夫40歳

    2016年に膵体尾部粘液性嚢胞腺がん発病。現在、経過観察中。元看護師。

  • 森田 あかねさん

    森田 あかねさん 仮名
    (もりた・あかね 35歳)
    子ども1人 [2歳]  夫34歳

    2014年に子宮頸がん発病、ステージIと診断される。