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がんと向き合うためのFIRST GUIDE
MetLife 生命保険のメットライフ生命

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生き方を考える がん体験者による座談会【ご家族に対するおはなし】

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「治療 夫婦それぞれの支えかた、
パートナーへ伝えたいこと」
〔男性・女性編〕

[パートナーへ伝えたいこと・男性編]
"すべてが感謝しかない" これからも仲良く

西口
奥さまにしてもらって、うれしかったことは?
山田
僕は術後の経過がひどくて。下痢のせいで痔になって、毎回、血だらけでした。そのときに湯たんぽを用意してくれたり、着替えを手伝ってくれたり。そのときにしてもらったことは、すべてが感謝で、ありがたいですね。だから、妻にいわれたことやされたことで「傷ついた」っていうのも、特にないですね。すべてが感謝です。
長谷川
うれしかったことは、半年入院している間に、週に数回、会社帰りに寄ってくれて何気ない会話ができたことです。例えば、私は関西人なので「お好み焼き」が無性に食べたくなったことがありました。で、私自身が病床からネット注文で自宅に冷凍お好み焼きを送って、それを妻が病院へ持ってきてくれたり(笑)。そういう感じで手となり、足となって助けてくれました。
うちも妻に対しては、感謝しかないですね。いろいろな意味で、支えてもらっていますし、リードしてくれているので感謝しています。これまで家事も育児もやらない夫でしたが、下の子が生まれて育児に参加するようになって、「お願いする機会が増えて、助かる」といってくれます。「そうやって、お互いを補いあっていければいいな」と思っています。要望なんかないですね。「これからも僕の人生を引っ張ってほしい」と思っています。
山田
そういえば、僕の母が妻に対して「貧乏くじを引かせてごめんね」といったらしいのですが、妻は「そんなことない」といってくれたそうで、それを聞いてうれしかったですね。
長谷川
私も妻に「いろんな病気を持っていてごめんね」といったことがあるのですが、「そんなことないよ。あなたといて、うれしいし、楽しいよ」といってくれたのは、うれしかったです。要求も特段なくて、生きている限りは一緒にいてほしいということですね。どっちが先に逝くのか、それはわからないし。「これからも、仲良くやっていきたいな」と思いますね。

[パートナーへ伝えたいこと・女性編]
"八つ当たりを受け止めてくれた" それぞれの夫婦のかたちがある

河村
うちの主人は夜勤のある仕事なので、私は子どもが産まれたときに看護師を辞めて、家のことは一手に引き受けてきました。でも、病気のあとも主人が積極的に家事や育児に参加するようには、ならなかったですね。それで、もめて、話し合って、すこし変わってきたので、多少手伝ってくれるようにはなりました。でも、まだ主体性がないというか「他人ごと」でしかないですね。
佐々木
今考えれば、私が入院していたときは、夫も孤独だったと思う。配偶者の立場に立つという視点がなかったですね。でも、私の八つ当たりを受け止めてくれたことには感謝しています。いやなこともほかでは出せないし、夫だからいえる。ふきげんな態度でも、家に帰ってきてくれるし、まじめに働いてくれるのでありがたいです。小さなことでイライラするのが私の弱いところ。ここからお互いに人間として、夫婦として、成長する部分があるのかもしれないけれど、まだ途中なのでみえないですね。
森田
キーッとなって、女らしさのかけらもないときに、夫が逃げないでいてくれたことに感謝しています。最終的には、抗がん剤治療も応援してくれましたし。病気になってみて、大事なことはきちんと言葉でいわないと伝わらないと痛感しましたね。
河村
うちも、私の八つ当たりを引き受けてくれたのでありがたかったです。私が、ある意味ものわかりのいい患者だったのがよくなかった。最後に荒れるだけ荒れて、落ち着いた。主人の血圧が上がって、苦労をかけました。
森田
逃げないで、その場でちゃんと聞いてくれたのですね。それぞれの夫婦なりの絆というか、つながり方があるのかもしれないですね。
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*本内容は座談会参加者、ご本人に体験談を語っていただいた際の内容をご本人の了承を得て掲載しております。

座談会パーソナリティプロフィール

西口 洋平さん

西口 洋平さん
(にしぐち・ようへい 37歳  子ども1人 [8歳]  妻39歳)

35歳のときに「ステージIVのがん」の告知を受けた経験から、子どもを持つがん患者が、同じ境遇の方を探すことができ、支え合えるサービス「キャンサーペアレンツ」を立ち上げる。
https://cancer-parents.com
現在も、週に一度通院による抗がん剤治療を続けながら、会社で働きつつ、キャンサーペアレンツの活動に取り組んでいる。

座談会出席者プロフィール

  • 山田 祐資さん

    山田 祐資さん
    (やまだ・ゆうすけ 37歳)
    子ども2人 [7歳・5歳]  妻37歳

    2016年に小腸がん発病、ステージIVと診断される。

  • 関 直行さん

    関 直行さん
    (せき・なおゆき 40歳)
    子ども2人 [8歳・0歳]  妻39歳

    2013年に膵臓がん発病、同年11月の手術後にステージIVaと診断される。
    2017年4月、第2子が生まれたばかり。

  • 長谷川 祐一さん

    長谷川 祐一さん 仮名
    (はせがわ・ゆういち 37歳)
    子ども1人 [7歳]  妻36歳

    2011年に悪性リンパ腫発病、現在は寛解。

  • 佐々木 奈緒さん

    佐々木 奈緒さん 仮名
    (ささき・なお 49歳)
    子ども1人 [15歳]  夫49歳

    2016年に乳がん発病、ステージIIと診断される。がんになる前までは看護師、現在は専業主婦。

  • 河村 美奈さん

    河村 美奈さん 仮名
    (かわむら・みな 37歳)
    子ども3人 [6歳・4歳・2歳]  夫40歳

    2016年に膵体尾部粘液性嚢胞腺がん発病。現在、経過観察中。元看護師。

  • 森田 あかねさん

    森田 あかねさん 仮名
    (もりた・あかね 35歳)
    子ども1人 [2歳]  夫34歳

    2014年に子宮頸がん発病、ステージIと診断される。