このサイトでは、スタイルシートを有効に設定していただくことで最適なコンテンツをご覧いただけます。

カテゴリ

キーワード




  • 絞り込む
  • クリア
  • 閉じる
胸に個性。マンモグラフィ検診だけでは足りない方も!昭和大学医学部乳腺外科教授 昭和大学病院ブレストセンター長 中村 清吾先生

顔や性格が一人ひとり違うように、胸にも人それぞれ個性があります。
今回は胸の個性と、その個性にあわせた個別化検診の重要性について、
昭和大学医学部 乳腺外科教授 昭和大学病院ブレストセンター長の
中村清吾先生にお話を伺いました。

はじめに

乳ガンの検診方法は、みんな同じでいいの?

乳ガンの検診方法は、胸の個性に合わせて変えた方が、乳がんの早期発見につながると言えるでしょう。現在日本では一般的にマンモグラフィでの検査が最も有効とされています。しかし、ライフスタイルや、遺伝、乳腺密度などの影響で、胸には人それぞれ違う特徴があるため、それに合わせた適切な検診方法を取り入れることが大切です。
検診方法は大きく分けて3つ。マンモグラフィでの検査、超音波を併用した検査、そしてMRIを併用した検査です。「どんな胸に、どんな検診」が適しているのか。乳ガンが増えた背景と合わせて次にご紹介します。

胸の個性1

毎年6万人以上の人が乳がんと診断される現代。
その要因は?「乳がんになりやすい胸」

現代日本では、毎年6万人以上の人が乳ガンと診断されています。その割合は12人に1人。なぜこれほどまでに、乳ガンは増えているのでしょうか?その要因の一つに、女性の“ライフスタイルの変化”があげられます。

乳ガンの約80%は、女性ホルモンのエストロゲンの影響で増殖すると考えられています。閉経前の女性は月に1回、卵巣から出る高いホルモンにさらされます。かつて、栄養状態の貧しかった時代に比べ、現代の日本女性は初潮が早く閉経も遅いため、この女性ホルモンの影響を受ける期間が長くなり、乳ガンのリスクが増えたと考えられるでしょう。
乳房 ガン罹患率(高精度地域) 年次推移[女性、全年齢] 1985年 30.8 1990年 39.931 1995年 49.397 2000年 59.673 2005年 73.209 2010年 100.013 人口10万対 出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」をもとに当社で作成 ※上皮内がん含まないまた女性の社会進出に伴い、出産の高齢化、少子化が進んだことも影響しています。妊娠期や授乳中の女性は、エストロゲンの分泌は止まっています。たくさん子どもを生むことで、ホルモンの影響を抑えることができていたのです。
さらに、授乳を経験すると乳腺は自然にしぼんでいくため、子どもを母乳で育てることは乳ガンのリスク軽減につながっていました。

高齢化に伴い増加する肥満も、乳ガンの要因としてあげられます。末梢の脂肪組織、特に乳腺の周囲の脂肪からはエストロゲンが分泌されているため、閉経後も注意が必要です。乳ガンも、他の生活習慣病同様、現代社会の豊かさが罹患率の増加につながっているといえます。

このような背景から、乳がんになりやすい胸というのは、長期に渡ってエストロゲンの影響を受けている胸といえるかと思います。

他の記事を読む

GEヘルスケア・ジャパン、最先端の現場 最先端医療 2015.12.04

GEヘルスケア・ジャパンで医療の最先端に取り組む現場から、メットライフ生命同様、生の声を活かしたものづくりについてお話しを伺いました。

乳がん検診はチークダンスのように 医療従事者の声 2015.11.20

日々受診者と向き合う小山智美技師と、初めて乳がん検診を受信した鐘築知子さんに、率直な思いを語っていただきました。

今は、大切な家族のためにも、検診を受けています。 特別企画 2015.11.20

乳腺線維腺腫を経験し、検診の大切さを実感したモデルの鈴木サチさんにお話を伺いました。

ページの先頭へ