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MetLife 生命保険のメットライフ生命

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小児がんの子どもたちを応援する活動 スヌーピーで陽子線照射室をラッピングするプロジェクト。筑波大学附属病院とメットライフ生命の新たな試みです。

  • 本プロジェクトについて
  • ラッピングができあがるまで
  • 新しい陽子線照射室
  • 患者さまやそのご家族からの声
  • 陽子線治療と小児がんの現状

本プロジェクトについて

国内のがん粒子線治療施設で初の試み

2014年11月、筑波大学附属病院の陽子線医学利用研究センターにある陽子線照射室が、当社のブランドアンバサダーである「スヌーピーとピーナッツの仲間たち」でラッピングしたデザインに生まれ変わりました。
このラッピングは、治療を受ける小児がんの子どもたちを勇気づけることを目的に、筑波大学附属病院と当社が協同で発案し、当社から病院に寄贈したものです。がん粒子線治療施設をキャラクターデザインで装飾する試みは、国内で初めてとなります。

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ラッピングができあがるまで

本プロジェクトに関わられた、筑波大学附属病院の小児看護専門看護師 石川由美香さん、診療放射線技師 宮本俊男さん、広報 村田俊江さんに、陽子線照射室のラッピングができあがるまでのお話をお伺いしました。

小児がんの子どもたちを勇気づけたい

筑波大学附属病院と当社の想い

筑波大学附属病院は、国内では数少ない小児がんに対する陽子線治療を実施している施設です。陽子線治療は、正常な組織への影響を軽減できる治療法として注目されており、小児がんへの活用が期待されています。しかし、治療を受けるには、大きな医療設備で無機質な照射室に一人で入る必要があるため、多くの子どもたちが恐怖心を抱いてしまうという課題がありました。
そこで、筑波大学附属病院の医療関係者、スタッフのみなさんと当社の社員が、子どもたちに勇気を持って治療をしてほしいと考え、このラッピングプロジェクトがスタートしました。

ラッピングされる前の陽子線治療の実態はどうだったのでしょうか?

筑波大学附属病院 診療放射線技師 宮本俊男さん

筑波大学附属病院
診療放射線技師 宮本俊男さん

宮本さん :
基本的に陽子線治療は、約15〜20分もの間、無機質な照射室の中に一人でじっとしていなくてはなりません。そこで、通常子どもの患者さまの多くは、鎮静薬を使用して治療を行っています。
石川さん :
その場合、治療の時間が単純に伸びるだけではなく、食事や睡眠のリズムが乱れることもケアして一連の治療スケジュールを組む必要があります。また、治療には多くの医療スタッフが関わります。当病院では、なるべく鎮静薬に頼るのではなく、子どもが感じる恐怖心を緩和し、治療に積極的に参加してもらうための取り組みを行っています。例えば、ぬいぐるみや模型、絵本などを使って説明しながら心の準備をさせ、「お散歩」といって照射室での治療の模擬練習をしています。
宮本さん :
照射室は法令上決まっている管理区域ですから、照射治療のときは、家族といえども照射室に入ることはできません。そこで、この模擬練習が重要になってくるのです。
石川さん :
照射室は、子どもにとって苦手に感じる無機質な部屋です。絵本で説明をして、「わかった、頑張る」と言っても、実際照射室に入る段階になると、ほとんどの子どもは「入れない」「怖い」と言います。そこで、子どもが安心するキャラクターや、普段病棟で寝るときに枕元に置くぬいぐるみと一緒に照射室に入ってもらうようにするなど、日々工夫を行っていました。

なぜ、当社にご相談いただいたのでしょうか?

村田さん :
ある日、宮本さんから「子どもたちにも親しみがあるキャラクターで照射室をかわいらしい内装にできないかな。そうすれば、きっともう少し治療に楽しく取り組めるはず」と相談を受けました。そこで、メットライフ生命の保険の商品付帯サービスの件で、メットライフ生命の担当の方とお話をしていた時に、メットライフ生命のキャラクターが、「スヌーピーとピーナッツの仲間たち」というのを思い出し、ざっくばらんにご相談してみたのです。
宮本さん :
「スヌーピーとピーナッツの仲間たち」は世界中の子どもたちに知られており、誰からも愛されているキャラクターです。昨今は海外からの患者さまも多く、まさに、がん治療の現場に適していると思いました。
村田さん :
話を聞いて下さったメットライフ生命の方々は、私たちが小児がんに積極的に取り組んでいるのを知っておられました。メットライフ生命からも、「小児がんの子どもたちをぜひ勇気づけたい!」と言っていただいたことで、具体的にプロジェクトがスタートしました。

ラッピングのデザインは、どんな風にしてできあがったのですか?

宮本さん :
最初にメットライフ生命の飛行船「スヌーピーJ号」をイメージして、照射室を「飛行船」というコンセプトにしました。照射室に入るまではピクニックにいくような感じで、最終的に飛行船に乗ってもらうというストーリーを立てて、ラフ画を作成しました。その後、病院のアートを育てる会や施工メンバーなどの関係者とも協議しながら、ラフ画を何度か描きなおして制作を進め、今のデザインになりました。
石川さん :
私は、お子さまの身長から見た時に、このスヌーピーの大きさや位置は妥当なのか?見えるのだろうか?また、大人の患者さまのことも考えて、てすりや機器などを踏まえた色合いが派手過ぎないか?など、デザインのバランスに気を配りました。

出来上がってみての感想はいかがですか?

筑波大学附属病院 小児看護専門看護師 石川由美香さん

筑波大学附属病院
小児看護専門看護師 石川由美香さん

宮本さん :
スムーズに治療室に入ってもらえるため、治療にかかる時間が短縮されました。結果として、少しでも多くの方の治療につながるのでは、と考えています。私たちも、ラッピングした部屋の方が明るい気分で治療に取り組むことができます。
石川さん :
やはり子どもの患者さまは、ラッピングされた部屋にいたいと言ってくれます。また、スヌーピーとピーナッツの仲間たちに励まされ、気持ちが明るくなって「今日の陽子線は1回で治った気になる!」と、子どもだけではなく大人のためにもなると言ってくださる方もいらっしゃいます。中には、これをお孫さんの部屋の壁紙にしたいとおっしゃる患者さまもおられました。そして病棟で働いている医療スタッフにも好評で、見学したときには笑顔で帰っていくなど、病院全体にもいい効果をもたらしてくれていますね。

今後の陽子線治療についての想いをお聞かせください。

筑波大学附属病院 広報 村田俊江さん

筑波大学附属病院
広報 村田俊江さん

宮本さん :
小児科では、治療を受ける際の鎮静がネックになるケースが多く、恐怖心を和らげ心の準備をさせることが重要になってきます。今回のラッピングは、大学病院とメットライフ生命との取り組みで、照射室を子ども仕様にして、治療しやすい環境をつくることができました。今後はこの成果を学会や講演などで発表していきたいと考えています。
石川さん :
陽子線治療は今後も増えていくと思いますが、今回のプロジェクトを通じて、小児がんの患者さまやご家族の問題を考えた治療、子どもの患者さまが勇気を出して治療に取り組むための環境整備の重要性を発信していきたいと思います。
村田さん :
筑波大学附属病院は、国内の陽子線治療、特に小児がんについては、非常に長い歴史の中で豊富な治療経験をもっています。適切な陽子線治療について、このような機会を通じてどんどん知っていただきたいと思います。

● インタビューの内容は2014年12月当時のものになります。

お互いの強みを活かして、よりよい医療の実現へ。

筑波大学附属病院と当社の協力関係は、2010年頃からスタートしています。当社が2011年から実施している、先進医療給付金を当社から医療機関へ直接お支払いするサービスでも、早い段階からご協力いただいています。同病院では、積極的に陽子線治療を広めていく活動を展開しており、一方、当社もメディア向けの陽子線治療施設見学会を開催させていただいたり、当社から大学病院の患者さま向けにスヌーピーのグッズや絵本などをお贈りする活動を続けています。
今回の照射室をラッピングするプロジェクトは、これまでの協力関係の集大成の一つであるとともに、陽子線治療に立ち向かう患者さまが、明るく前向きな気持ちで治療を受けていただくための一助となる活動でもあります。今後も、大学病院の陽子線治療でのノウハウと、当社のブランドアンバサダーである「スヌーピーとピーナッツの仲間たち」の世界観がコラボレーションすることで、よりよい医療の実現を目指してまいります。

新しい陽子線照射室

ラッピング前
ラッピング後

陽子線照射室のラッピング前と後

ラッピングされる前は、薄暗くとても無機質で機械的な印象の陽子線照射室でした。病院がお休みとなる週末しか工事ができない中で完成したのは、なんと開所式当日の2014年11月3日。壁一面のラッピングは、まるでテーマパークの中にいるような、とても楽しい雰囲気に仕上がっています。
照射室の完成に合わせ、治療する子どもたちへ配布するパンフレット「はじめてのようしせんちりょう」も2,000部ご用意させていただきました。

患者さまやそのご家族からの声

  • スヌーピーと一緒に
    治療したい

    これまでは無機質な照射室に入るのを怖がっていましたが、明るく楽しい空間となり、喜んで入ってくれます。

  • スヌーピーが応援してくれて
    いるみたい!

    がんと闘うためには複数回の照射が必要ですが、この部屋で治療をすると、1回で治るような元気な気持ちになります。

  • 大人も嬉しい!大好きな
    スヌーピーに守られて。

    前向きな気持ちで治療したいのは大人も一緒。スヌーピーたちに守られているようで、大人でも勇気を持って治療ができます。

  • 孫の部屋も同じ壁紙にしたい

    病院のイメージが大きく変わり、自分の孫たちの部屋の壁紙も、同じスヌーピーとピーナッツの仲間たちにしたいくらいです。

  • 治療の時間が短縮できました

    子どもに怖がらず照射室に入ってもらうことができ、治療時間が前より短くなりました。その分多くの方が治療できますね。

  • 壁紙から伝わる病院の気持ちに励まされます

    病気は治す意欲が大切ですが、子どもたちのことを考えてくれる病院側の気持ちが壁紙からも伝わりありがたく励みになります。

陽子線治療と小児がんの現状

陽子線治療は放射線治療の一種で、正常な組織への影響を軽減できる治療法として、成人に対しては厚生労働省によって先進医療に認定されています。
全額自費負担となりますが、国内の複数の病院で治療が実施されており、年間約3,000人の患者の方が治療を受けています。一方、小児がんは、日本での子ども(5歳以上)の病死原因一位であり、現在の患者数は約16,000人と推定されています。
小児がんに対する陽子線治療は、現在は主に臨床研究として用いられていますが、放射線治療において陽子線治療は「ガン病巣を狙って照射できる」という利点があるため、小児がんへの有効利用が今後期待される分野です。

筑波大学附属病院での治療について
筑波大学附属病院では1983年から陽子線治療で世界初の垂直ビームによる臨床研究を開始、2008年に先進医療として承認を受けてから、これまでにおよそ4,000人の治療を行ってきました。現在は、陽子線医学利用研究センターと陽子線治療センターにて研究と治療を行っています。国内では小児がんに対して陽子線治療を実施している病院は非常に少ないですが、2013年度、筑波大学附属病院では32人の子どもに陽子線治療を実施しました。

ガンの放射線治療についての情報をご紹介しています。

当社では、ガンの放射線治療についての情報をご紹介しています。
また、ご契約者さま向けに「ガン総合サポートサービス」や「がんこころのサポート」など、
お客さまの健康と安心をサポートする様々な商品付帯サービス
(けんこうライフステーション)*を提供しています。詳しくは下記よりご確認ください。

*ご加入されている保険契約によってサービスは異なります。

  • 筑波大学附属病院陽子線医学利用センター
  • 「病気や治療法を学ぶ!ドクターコラム」
  • 商品付帯サービス(けんこうライフステーション)

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