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メットライフ生命シンポジウム 「女性が活躍し、多様な働き方を実現するために」

WAW! 2016 “シャイン・ウィークス”公式サイドイベント 女性が活躍し、多様な働き方を実現するために — メットライフ生命シンポジウム

2016年12月8日(木)、「リーダーシップからの変革:多様な働き方をチャンスに変える」と題し、コンラッド東京においてメットライフ生命シンポジウムが開催されました。

政府が実施する「国際女性会議 WAW! 2016」にあわせ実施される「シャイン・ウィークス(注1)」の公式サイドイベントとしてメットライフ生命も賛同企業として2014年以降毎年「女性が輝く社会づくり」に関するシンポジウムを開催しています。当日は、一般公募で選ばれた学生や社会人の皆さんを中心に、米国大使館やメディア関係者など260名の皆さまにご参加いただきました。

メットライフでは、ダイバーシティ(多様性)を尊重し、インクルーシブ(包括的)な職場環境を整えることによって、社員一人ひとりの違いや個性を尊重し、個人の強みを発揮できる環境の醸成を目指しています。

2014年のシンポジウムでは、「女性が輝く社会、そして私のキャリア」をテーマに、女性のキャリアを中心とした議論を行ったことを受け、2015年のシンポジウムは、女性活躍の推進を社会全体の課題として捉え、より多くの女性が輝ける、多様性のある職場環境の実現に向け「女性・男性の視点からジェンダー・ダイバーシティを考える」をテーマとし、男性からの支援や理解についても話し合いました。そして3回目の開催となる2016年は、「リーダーシップからの変革:多様な働き方をチャンスに変える」というテーマにて、真の意味で女性が活躍するために会社の諸制度や企業文化の変革を牽引した企業のリーダーの経験談や多様な働き方の実現に向けた議論を行いました。

開会の言葉

米国大使館 広報・文化交流担当公使
マルゴ・キャリントン氏
 (ご欠席のため大使館員が代読)

シンポジウムは、米国大使館 広報・文化交流担当公使であるマルゴ・キャリントン氏のスピーチで幕を開けました。(ご欠席のため米国大使館 経済部 通商政策課 一等書記官 ダニエル・キャッチャー氏が代読) 2児の母親でありながら外交官として23年にわたって活躍しているキャリントン氏は、初の子供を持つ女性首席領事として福岡の米国領事館にてキャリアを積まれ現在に至るまで一環として女性問題に取り組んでいます。
スピーチでは、外交官の産前産後・育児制度が整備されていない時代に第一子をもうけ、ご主人が子育てのために家庭に入る決断をしたことに触れ、その経験から周りの人を巻き込み、頼りながら(リーン・イン)キャリア形成をして欲しいとのアドバイスがありました。また、自ら奔走して国務省の制度改革を実現した中で学んだこととして、女性の活躍や成長を阻む要因として組織内にあるアンコンシャス・バイアス(例えば産休から戻った女性職員を育児で大変だろうという先入観から忙しいプロジェクトに任用しない等)があり、女性活躍を促進するためにはそういったバイアスを改善する必要があると述べました。またリーダーに対しては、昨今の傾向として社員から選ばれる会社としての最も重要な条件として、企業や組織が家庭での責任を果たせるようにワーク・ライフ・バランスを整えることが挙げられていると語り、そのような環境を醸成することの重要性について強調しました。

米国大使館 経済部 通商政策課 一等書記官
ダニエル・キャッチャー 氏

米国大使館 経済部 通商政策課 一等書記官 ダニエル・キャッチャー 氏

パネルディスカッション1 ― リーダーシップ:女性活躍と企業文化の変革 ―

企業文化の変革や働き方の多様化を通じて女性の活躍を実現するうえで大きな役割りを果たすのがリーダーの強いコミットメントと牽引力です。シンポジウムでは、女性活躍で実績のある松本晃氏(カルビー株式会社 代表取締役会長兼CEO)、林野宏氏(株式会社クレディセゾン 社長)、大河原愛子氏(株式会社ジェーシーコムサ 代表取締役会長、当社社外取締役)をパネリストに、そして、進行役として、大門小百合氏(株式会社ジャパンタイムス 執行役員 編集・デジタル事業担当)を迎え、ベストプラクティスや企業文化の変革に関する経験談などを、パネルディスカッションを通じて紹介しました。

大門 小百合 氏

大門 小百合 氏

松本氏は、世界と比べて女性活躍に遅れをとっている日本企業では自発的な変革は起こりにくいことを踏まえ、リーダーとして変革を強く牽引していくことを強調。社内の抵抗を押して、女性を特別扱いするのではなく、実績や成果を正しく評価できる機会を作ったことを紹介しました。80年代より女性登用を推進してきた林野氏は、会社の成長には性別や学歴、年齢ではなく優秀な女性の力が不可欠だったことや、男女平等の文化を浸透させるため若手男性社員を女性管理職の下で経験を積ませるなどの具体例を紹介。唯一の女性パネリストである大河原氏は、女性は家庭に入ることが当たり前の時代に起業し、育児と仕事を両立した経験から、現在でも女性の家庭での負担や社会的プレッシャーは当時からあまり変わっていないことを指摘しました。

パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子

働き方改革では、松本氏は「時間で働く時代から成果で評価する働き方」へのシフトを推奨、林野氏は「時代に合わせて企業が変化する必要性」と「対応しないことによる企業の衰退リスク」を提言、大河原氏は女性の意識改革に焦点を当て「自分の力を信じて昇進に挑戦する」ことや、「働く環境を自ら改善するために交渉力をつける」ことを提案しました。

最後に、松本氏から「日本はtoo slowだけれども遅すぎることはない。やらないとダメになる。ダメになるからJust do it」、林野氏からは女性へのエールとして「一歩踏み出す勇気をもつ」、大河原氏から「自信を持ち、勇気を持ち、諦めないことが大事」とのアドバイスがありました。

松本 晃 氏,大河原 愛子 氏,林野 宏 氏

パネルディスカッション2 ― 多様な働き方をチャンスに変える ―

2025年には超高齢化社会を迎え、人々が介護と育児のダブルケアを余儀なくされる時代を迎えるといわれている今、第二部では、介護や育児ビジネスを専門とする福原賢一氏(株式会社ベネッセホールディングス 代表取締役副会長兼ベルリッツコーポレーション チェアマン オブ ザ ボード アンドCEO)、ダブルケア経験者である江端貴子氏(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 コーポレートガバメントアフェアーズ&ポリシー 統括責任者)、弊社から平田千佳氏(メットライフ生命株式会社 執行役常務 チーフリーガルオフィサー コーポレートセクレタリー)が多様な働き方について話し合いました。

パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子

まず背景として、育児と介護の現状を福原氏が分析データを用いて説明。育児に意欲を持つ男性が職場から理解を得られないために育児への関わりに苦悩していたり、仕事との両立の難しさのために介護離職が起きている現状について話し、育児と介護の双方において本人の努力だけでなく周りの理解が不可欠であると述べました。福原氏は、育児は期限があるが介護は毎日の生活でありお金もかかること、そのためにも両立が可能な環境整備が必要だと述べました。ダブルケア経験者の江端氏は、国の介護支援を受けられずに介護離職に踏み切った経験や、その経験から政治家となり介護制度の改定に尽力をしたことを説明。国の制度に解決を求めるだけでなく、企業も働き方の多様性を図ることが重要だと述べました。企業の両立支援については、平田氏が弊社の短時間勤務制度や在宅勤務制度などを紹介、継続して働ける環境をつくることだけでなく、上司が制度をうまく利用しながら社員が結果を出せるよう支援し、社員も限られた時間で効率よく成果を出すための創意努力をすることが必要だと述べました。

最後に参加者へのアドバイスとして、福原氏が「自分の状況を職場や親族に共有する、自分で全てをやろうとせずにさまざまな支援を考慮する、自分のための時間をつくる」ことが大切だと指摘。江端氏は「自分の仕事の物差しを作り、状況によってメリハリをつけてバランスを取る。自分や人に無意識に先入観をもたない」ことを、平田氏は「将来のライフイベントに対応するために、さまざまな場で活躍できるよう、余裕のあるときにスキルの棚卸しをして自分のオプションを準備する」ことを助言しました。

福原 賢一 氏,江端 貴子 氏,平田 千佳 氏

閉会の言葉

シンポジウムの締めくくりにサシン・N・シャー氏(メットライフ生命保険株式会社 取締役 代表執行役 会長 社長 最高経営責任者)がスピーチを行い、企業文化の変革を進め施策を実施する中で見えてきたさまざまな課題や苦労について述べ、リスクや変化を恐れずに改革を推進することが将来の結果に繋がることや、女性が自分らしく自信を持ってキャリアを積むことの重要性に触れました。最後に、「今日のようなシンポジウムも重要な場ではあるが、真の成果を出すには、多様性への取り組みが習慣として馴染む まで恒常的に繰り返すことが重要だと考えている」とし、今後の改革に対する決意を新たにしました。

サシン・N・シャー 氏

サシン・N・シャー 氏

メットライフは、各国で数多くの女性が働くグローバル企業として、また生命保険というたくさんの方々に必要不可欠な生活インフラを提供する企業として、ダイバーシティ&インクルージョンに取り組んでいます。特に日本において、社会における女性の活躍というテーマを積極的に推進していくことは、非常に重要な責務です。多様なライフスタイルや個人の個性、強みなどを認識・尊重し、それを受け入れる(包括)ことによって、それぞれの強みや特性を活かした社会や組織をつくることが可能になります。

(注1) シャイン・ウィークス:WAW! 2016の前後の期間(2016年10月1日~2017年1月31日)を指し、関係府省庁、地方自治体、一般企業、市民団体、学校・学生団体などが、女性関連イベント(シンポジウム、セミナー、映画、パフォーマンス、食・観光他の日本文化など)を開催し、日本における女性の活躍促進を推進する期間。なお、政府主催のシンポジウムは2014年を初回として開催され、3回目の今年は、12月13日~14日にわたって実施されました。