メットライフ生命「#老後を変える」編集部 2019.3.29この記事の所要時間:約6分

「2018年は、北海道と命名されて150年、メットライフも創業から150年! 北海道とメットライフは同級生なんですよ。ご縁がありますよね」

メットライフ生命札幌中央エイジェンシーオフィスのエキスパートコンサルタント、木戸口修久さんは笑顔で話します。北海道滝川市生まれで、仕事もずっと道内という郷土愛あふれる方です。

大学卒業後、道内の信用金庫に入社。10年半の勤務を経て「お客さまの一生とお付き合いしたい」と思い、メットライフ生命(当時のアリコジャパン)に転職しました。以来、16年間お客さまを支え続けています。木戸口さんには、一生忘れられない保険金のお支払いと、思い出のネクタイがあるとのこと。今回はそのお話をお聞きしました。

信用金庫から生命保険会社への転職は大きな決断だったと思います。どのような経緯で、生命保険の仕事に転身しようと決めたのですか?

 もともと転職志望ではなかったのですが、ある時、当社のオフィスのリーダーと話をして、その人柄の素晴らしさに触れる機会がありました。ぜひその人のもとで働いてみたいと思ったのが、転職のきっかけです。

 また、生命保険の仕事は、お客さまに寄り添い、お客さまの5年後、10年後など、将来の人生設計を考えてプランを提案する点に惹かれました。それまで従事していた信用金庫での仕事は、2年ほどで転勤せざるを得なかったため、その都度担当するお客さまも変わっていきます。それに対し、生命保険は同じお客さまの一生にかかわる仕事。一人のお客さまに寄り添い一生涯お付き合いできる仕事です。そこに魅力を感じたのが大きかったです。

 

木戸口修久さん

 

お客さまに給付金をお受け取りいただくときを最も大切にしているそうですね。それはなぜですか?

 保険商品は、時としてネガティブに受け止められることもありますので、私は「給付金をお受け取りいただくときこそわかりやすく、そして迅速に」をモットーにしています。例えば、病気の治療を受けるときには、誰しも不安が募るものです。しかし保険によってまとまった給付金をお受け取りいただくことができれば、多少なりとも不安が軽くなり、治療に専念していただくこともできると思います。事実、給付金をお受け取りいただくとき、お客さまに「すばやく支払ってもらえて助かる」と、お喜びいただけることも多いです。そのような感謝のお言葉をいただくと、コンサルタント冥利に尽きると感じます。

 また、給付金をご請求いただく際、必要書類の書き方などは、大抵のお客さまにとって馴染みの薄いものですから、どういう順番で書類を作成すればいいかの起承転結を、その方に合わせてわかりやすく丁寧にお伝えすることに気を配っています。実は以前、私自身が自動車保険の支払いの説明をある会社から受けたときに、とてもわかりにくかった経験があり、これではいけないと思ったからです。

ところで木戸口さんには、あるお客さまとの、とても大切にされているエピソードがあるとお聞きしました。

 入社して1年目にお会いしたお客さまで、当時は総務部長を務めていらっしゃいました。江戸っ子風な豪快で男気あふれるお客さまでした。一方でまめな性格でもあり、常に社員の皆さまのことを一番に考えている本当に優しい方でした。

 お勤めの会社には多くの従業員の方々がおられ、お客さまは従業員向けの保険を検討されていて、私の提案を社内に推してくださいました。当初は、お客さまがお勤めの会社の従業員向け保険に関するご提案がきっかけでしたが、お打ち合わせを重ねるうちに次第に心が近くなっていき、知り合って1年経つころにはお客さまご自身の保険契約のご相談も依頼いただきました。

 「おう!すまんな」というのが口癖の方で、ご契約後の証券確認のために訪問した時にもそう気さくに挨拶してくださったのを覚えています。そういえば、お客さまが専務になられた時、さらには社長になられた時にお祝いをお伝えするために訪問したのですが、その時も「おう!すまんな」と明るく出迎えてくださいました。

 

木戸口修久さん

 

 ある時、冗談めかして私のことを「ウチの身内みたいだな」とおっしゃってくださった際は、最高の褒め言葉だと感じ、とても嬉しく思ったことをよく覚えています。

そのお客さまとはとても長いお付き合いのようですね。

 社長に就任されて1年経ったころ、そのお客さまから1本の電話がありました。

「いやあ、まいった。病気で入院することになっちゃってよ……。俺、メットライフ生命の医療保険に入っているよな。まず、木戸口さんに知らせようと思って」

 お話を伺いながら、担当の私に、真っ先にご連絡いただいたことを誇らしく思いながらも、いつも元気なお客さまがご病気で入院されるとは、とても信じられない思いでした。とにかく給付金のご説明をしなければと病院へ駆け付け、お客さまと奥さまにお会いして直接お話しさせていただきました。何度もお見舞いに伺いましたが、闘病中であっても、いつもの笑顔は決して失われていませんでした。男気あって優しい、私がよく知るお客さまのままでした。

 それから、入退院を繰り返すようになり、一時は回復に向かったのですが、半年を経過する頃に容体が急変。そのまま旅立たれました。

 あまりにも突然のことだったので、大きなショックを受けるとともに、何の恩返しもできていないのにと深く悔やみながら葬儀に参列しました。お亡くなりになる1ヵ月くらい前、「俺に何かあったら、家内を頼むな。家内は保険のこと何もわからんから……」とおっしゃっていたので、葬儀が終わってから、ご自宅に焼香に伺いました。そこで奥さまに保険金の請求に関してご説明させていただいたのですが、当社以外にもご契約があるようでした。

 奥さまは保険金請求の方法がよくわからないということだったため、「私で良ければお手伝いします」と、何度かご自宅にお伺いしました。四十九日が過ぎたころ、無事に全ての保険金のお受け取りが終わりました。最後のごあいさつをして失礼しようとした時、奥さまがタンスの奥から1本のネクタイを持ってこられました。どこか見覚えのあるネクタイでした。

「主人の一番のお気に入りだったの。ここぞというときに必ずしていたネクタイ。これを木戸口さんに持っていてほしいと思って……。木戸口さんもぜひお仕事でここぞのときにしてあげて……」

 私は、その場で号泣しました。

 それから月日は経ちましたが、今でもここぞのときは、このネクタイをして「全力でお客さまの人生を支えたい」という初心に立ち返り、気を引き締めるようにしています。それに、このネクタイをしていると、お客さまのことを思い出し心強い気持ちになります。これからも、私のことを見守っていただきたいと思っています。

 

ここぞというときに締める、思い出のネクタイ

 

木戸口さんとそのお客さまは、まさに「一生のお付き合い」を全うした間柄だったのですね。
では最後になりますが、木戸口さんにとって「老後を変える」には、何が必要だと思いますか?

 楽しいこと、笑顔あふれること、ワクワクすることに取り組むことが老後を変えていくと思っています。人でも趣味でも、何かに恋をすることが老後を元気に過ごす秘訣ではないでしょうか。先日、卒業から約25年ぶりとなる高校の同窓会を一から企画したところ、多くの仲間が集まってくれて、そこで新たな発見もあり、とても喜んでもらえました。こんな風に、歳を重ねても、新しいことをはじめるお手伝いをしていきたいです。また、個人的には地元の北海道に恩返しをしていけたらと思っています。

「人が好き」と言う木戸口さんは、そのお客さま同様、相手を思いやり、寄り添い、まめに行動される方という印象を受けました。その人としての魅力が、仕事も老後も豊かにしていくベースになっていると感じました。

 

 

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