メットライフ生命「#老後を変える」編集部 2018.4.27この記事の所要時間:約4分

多くの保険会社から発売されている医療保険ですが、それぞれの商品に入院の給付金や手術の給付金、先進医療の特約など様々な保障があり、選び方に迷うということを耳にします。そこで、今回はファイナンシャルプランナーの松浦建二さん(以下、松浦さん)に「医療保険を選ぶ時に考えること」に、そのお立場からお話を聞きました。

 

松浦建二さん

 

「皆さんが医療保険になんのために入っている、入ろうとしているかといえば、これは私の考えですが、それは『安心』のためではないでしょうか。『安心』は数字で表現しにくいものの、必要な『安心』について、その中身を判断することが大切です。『安心』は、個人個人のライフステージや年齢、性別などでも変わってきますよね? それぞれ自分がどうあれば『安心』かをまず考えることから始めましょう」

例えば、自分は今結婚しているのか? していないのか? 将来的にはするのか? した場合は子どもは? 自分自身の現在と未来を考えて、自分が思う「安心」を見つけ出す必要があります。

「医療保険に入りたくなる時というのは、大きく2つあります。1つめは周囲に不幸な出来事があった時、そしてもう1つは自分自身が結婚したり子どもができたり、責任感が増してくる時です。もちろん、そうなった時に考えてもいいのですが、いずれそういう時が未来にあると考えれば、早めに検討するのもいいのでは、と思います」

死亡保障は自分が死んでしまった時に、遺された方にいくら必要かということがわかればシミュレーションがたてられます。一方、医療保障は自分が将来、怪我をするのか、がんになるのかなど予測がつかないことに対しての備えです。つまり、死亡保障と比べて必要保障額にモデルというものがありません。

 

入院中のお見舞いのイメージ写真

 

「選ぶポイントは大きく3つあります。1つめは大きな考え方ですが、病気になった際に選択肢が狭まるようにはしないということです。例えば、がんの場合です。がんの治療方法は今や多種多様です。どういう治療方法が自分の状況に適しているのか? その時にお金がないから、加入している保険での保障がないからといった理由で自分に適した治療を選べないのは悲しいですよね。そのために、医療保険を比べるだけでなく、病気などを学び、知識を深め、保険だけすべてをまかなうだけでなく預貯金などをしておくことも大切だと、私は思います」

今はインターネット上に情報がたくさんありますが、たくさんあるからこそどれが自分のニーズに合っているのかわからないという不安もあります。そんな時は、正しい情報を専門家に聞けるようにしておくと良いかもしれません。

「まず、1つめのポイントを意識して複数の保険会社の情報をしっかり集めて、そこから絞っていきましょう。2つめのポイントは、医療保険の保険料の支払いのことです。終身払い/終身保障が多いのですが、長寿化した日本の社会では、保険料の支払いが免除になる特約もチェックしたいですね。これは、定められた条件になると、それ以後の保険料の支払いが免除されるものです。昔は所定の余命宣告を受けたらなど、ハードルが高かったのですが、最近ではがんと診断確定されたら払込が免除になるというものもあり、ハードルは低くなりつつあると私は感じています」

仮に30代で保険料を払い始めたら、50年以上、場合によっては70年近く加入した保険と付き合うことになります。例えば、がんになってしまった後も、保険料を支払う必要があるのは、経済的な負担になります。

「3つめは一時金保障のチェックです。先ほどお話した通り、がんなどの治療法は多様化しています。入院したら1日いくら、手術をしたら1回いくらもらえるというだけの保険商品では、通院での治療では給付金が支払われないことも。でも、がんと診断確定されたら一時金がもらえるという保障をつけておくと、その一時金を治療費に充てられますよね? だから選択肢が狭まらない」

松浦さんの医療保険の選び方の3つのポイント、いかがでしたか? 松浦さんはさらに、加入のしやすさ、相談のしやすさも大切と話します。

 

コンサルタントとお客さまのイメージ写真

 

「契約は、契約当事者以外も関わることも大事です。加入者が倒れてしまった時、どんな内容の保険に入っていたのかわからない……なんてことも想定できます。その点、ご家族の方をはじめ、例えば加入している保険会社の方や、相談できる保険募集代理店、それからファイナンシャルプランナーなど第三者がいれば契約者やご家族のサポートができます」

さらに松浦さんは相談しながら継続して見直すことの大切さを、次のように語ります。
「保険は、リスクを考慮して、保険料を支払うことでそれに備えるものです。信頼できる人に相談して、しっかりと考えた上で選ぶのがいいと思います。また、選んだものが数年、数十年経って保障内容が自分にあったものでなくなったと感じたら、しっかり相談して見直しを検討することも大事です。もちろん途中で解約することで不利益が生じることもありますし、適しているものを無理に変更する必要はありません。仕事と同じで、保険もPDCA(※)をまわしていくことが大切なのです」

 

関連リンク:メットライフ生命の評価

※Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。

 

松浦建二さん

 

<松浦建二さんプロフィール>
CFP®認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士
青山学院大学卒。大手住宅メーカーから外資系生命保険会社に転職し、個人の生命保険を活用したリスク対策や資産形成、相続対策、法人の税対策、事業保障対策等のコンサルティング営業を経験。2002年からファイナンシャルプランナーとして主に個人のライフプラン、生命保険設計、住宅購入総合サポート等の相談業務を行っている他、FPに関する講演や執筆等も行っている。青山学院大学非常勤講師。

 

*当記事はあくまで保険契約へのご加入を検討される際の一助になればと取材を行い、取材した個人の見解を示しているものです。メットライフ生命としての見解を記載しているものではありません。保険契約の検討にあたっては、様々な情報を複合的にご判断いただき、納得の上ご加入いただきたいと考えております。

 

 

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Posted: April 27, 2018