未来のお金育てるガイド
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あなたは将来ゆとりある生活を送れる?~お金感覚診断~
作成日:2023/7/11 更新日:2023/11/9
誰しも「ゆとりある生活」に憧れを抱くものですが、「ゆとりある生活」を送るには、それなりのお金が必要です。今の暮らしぶりのままで実現することはできるのでしょうか。
今回は、あなたの「お金感覚」を10の質問でチェック。ゆとりある生活を送るためには何が必要か、将来に向けてやっておくべき対策を紹介します。
憧れの「ゆとりある生活」に近づけるか、この診断であなたの「お金感覚」を確認してみましょう!
目次
お金感覚診断スタート!
当てはまるものはいくつあるでしょうか。
- 家計簿をつけるのは面倒
- 計画どおりに貯蓄が進まない
- 着ていない新品の服がある
- 銀行口座の残高は給料日に確認するくらい
- 長期休暇は海外旅行に行きたい
- ボーナスをもらったら、自分へのご褒美を買っちゃう
- 円高が待ち遠しい
- 保険に入らなくても、まだ大丈夫
- NISAやiDeCoって何?よくわからない
- 将来は心配だけど、なんとかなると思う
診断結果発表!自分はどのタイプ?当てはまる項目を確認しよう
当てはまる数が10~6個…ゆとり生活とは縁がないかも?「老後カツカツタイプ」
<傾向>
お金があると使ってしまう傾向が高い「老後カツカツタイプ」さん。将来のお金のことを考えていないわけではないのですが、ランチや飲み会、旅行、ショッピングなど楽しいイベントのたびに散財してしまうタイプです。
老後カツカツタイプさんで「家計簿をつけるのは面倒」「計画通りに貯蓄が進まない」が当てはまっていたら要注意。
このまま貯蓄がない状況が続くと、将来の生活費を貯める時期を逃してしまう可能性大です。将来ゆとりある生活を送るのは難しいかもしれません。
「将来、年金だけでは不安…」と感じているなら、少しでも早く家計を見直すのがおすすめです。将来に備えたマネープランを、いますぐ検討しましょう。
<対策>
老後カツカツタイプさんは、自分が何にお金を使っているかを把握していないことが問題です。支出の状況を確認して、少しでも貯蓄を増やせるように対策を行いましょう。
お金の管理が面倒なら、先取り貯蓄がおすすめ。先取り貯蓄とは、毎月決まった額を定期預金などに振り替える貯蓄方法です。給料などから先取り貯蓄分を引いた残額で生活すれば、普段は貯蓄を意識することなく、お金を貯められます。
注意したいのは、いきなり大きな額を貯蓄に回すこと。生活費が足りなくなり、せっかく貯めたお金を途中で引き出してしまうと、先取り貯蓄の意味が無くなってしまいます。
できれば、最初のうちは収入の1割程度の貯蓄を目標にして、無理のない金額で貯めるのがポイントです。同時に家計も見直して、少しずつ貯蓄額を増やしていきましょう。
当てはまる数が5~3個…ゆとり生活まであと少し!「平均点タイプ」
<傾向>
お金に対する興味はあるし、貯蓄もほどほどにある…だけど、貯蓄額をもっと増やしたいと考えているのが「平均点タイプ」さん。平均的なお金感覚を持ち合わせているため、お金を使いすぎることは、ほとんどありません。
気をつけたいのは、頑張った自分へのご褒美など、贅沢したい気分が勝って、財布の紐が緩みがちになるときです。
日頃は散財しないものの、せっかく貯めたお金を年に数回、どーんと使ってしまうようでは、思ったように貯蓄も進みません。
ゆとりある生活を送るには、もうひと踏ん張り必要です。貯めたい気持ちや、お金に対する興味はあるので、きっかけがあれば「貯め体質」に変身できるタイプです。
<対策>
「平均点タイプ」さんは、お金や資産運用に興味を持っている人。節約する気もあるし、その気になれば実行できるタイプです。そのお金への興味を活かして、将来のマネープランを作ってみましょう。
マネープランとは、自分の将来に起こりそうなことを可視化して、いつ、いくらお金が必要になるか、具体的に計算して計画することです。
マネープランを考えると、将来自分に必要なお金が見えてきます。貯めるべき貯蓄額がはっきりすると、お金を貯めるモチベーションも上がり、節約に励みやすくなるでしょう。
当てはまる数が2~0個…マネースキル高め!「優等生タイプ」
<傾向>
しっかりとした目標を持って、着実に貯蓄ができている「優等生タイプ」さん。金融リテラシーも比較的高めで、お金に関するさまざまな情報を活用しながら貯蓄を行っているタイプです。
自然と節約生活が身についているため、計画的にお金を使うことができ、極端なお金の使い方をすることはないでしょう。貯蓄も得意なので、大きな出費があっても慌てることなく対応できそうです。
このままの調子で貯蓄を続けていけば、理想の生活を実現できそうですが、万が一のことが起こったときの備えがあると、さらに万全の家計になります。
<対策>
優等生タイプさんは収支のバランスを考えて生活ができ、十分な貯蓄もできている状況です。まずは現在の貯蓄を減らさないことを念頭におき、貯蓄額をさらに増やす方法を検討してみましょう。
例えばNISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)等の金融商品の活用もその一つです。
ただし、金融商品を活用する資産形成はメリットだけでなくデメリットもあります。事前に商品性を理解してから活用しましょう。
これからのお金や自分の暮らし方について考えてみよう
みなさんの診断結果はどうでしたか。
今の生活を続けていくことで、ゆとりある生活の実現が難しいのなら、お金への向き合い方を、いま一度考え直す必要があるかもしれません。
お金に向き合うことは、自分が将来どのように暮らすかにつながります。タイプ別の対策を参考にして、理想の暮らしに少しでも近づけるよう、自分に合う方法を探してみてはいかがでしょうか。
※本コンテンツは執筆時点(2023年6月)の情報に基づき作成しております。
ご自身に合った資産形成方法でお悩みの方は、お金のプロに相談してみてはいかがでしょうか?
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