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支払漏れ等が判明し、追加でお支払した保険金等の件数・金額(平成23年度)

2012年6月29日

平成23年度に保険金等の支払を行った事案に関し、支払漏れ等(支払漏れ(*1)・請求案内漏れ(*2)等)が判明し、平成23年度に追加的な支払を行った事案は、以下の通りです。

(*1)支払漏れ:保険金・給付金の請求時に提出された診断書等に記載された内容から、支払対象と判断することが可能であった事案

(*2)請求案内漏れ:保険金・給付金の請求時に提出された診断書等に記載された内容から、請求を受けた保険金・給付金以外にも支払える可能性がある保険金・給付金があったにも関わらず、通常の検証作業(原則として当初の支払から一ヶ月以内)で把握されず個別の請求案内が行われなかった事案

支払漏れ等が判明し、追加でお支払した保険金等の件数・金額(平成23年度)

弊社では、支払漏れ等を防止するために、支払処理における確認・検証プロセスの強化、保険金コールセンターの設立、支払査定者の採用と育成、システムサポート機能の強化などの取り組みを進めてまいりました。今後も引き続き、支払漏れ等の防止のための取り組みを行い、継続的な改善を図ってまいります。

お客様のもとに、確実に保険金・給付金をお届けするための当社の取り組みをご紹介します。

[平成23年度に支払を行った事案に関して支払漏れ等が判明し、追加的な支払を行ったもの]

保険金・給付金等にかかる支払漏れ等につきましては、65件・26百万円(内部発見27件・16百万円、外部発見38件・10百万円)と、継続的に改善しております。一方、平成23年度には、積立利率に関するシステム設定のミスによる解約返戻金の計算誤りが203件、ご契約の変更手続き等に伴う返戻金等における誤りが20件ありました。詳しくは以下のとおりです。

1.203件(内部発見203件)・1百万円は、積立利率変動型生存保障保険のご解約手続き等において、平成24年1月から同2月中旬までの間、社内システムでの積立利率の設定ミスがあったことにより解約返戻金が一時的に正しく計算されていなかったことが社内検証によって判明したため、追加的なお支払を行ったものです。

2.51件(内部発見15件・外部発見36件)・10.7百万円は、保険金・給付金等のお支払手続きにおける事務疎漏によって発生した支払漏れ(50件)および請求案内漏れ(1件)でした。その内訳は、通院給付金13件・手術給付金13件・入院給付金12件・死亡保険金1件・その他の給付金等が12件です。なお、平成23年度に当社がお支払した保険金・給付金等は、全体で822,287件・205,013百万円であり、支払漏れ等の事案が支払全体に占める割合は、件数で0.006%、金額で0.005%となります。

3.12件(内部発見10件・外部発見2件)・9.6百万円は、被保険者様の一定の身体状態によりお支払となる介護年金等について、請求案内漏れがあったことがお客様からのお申し出および社内での検証によって判明し、追加的に請求案内を行ったうえでお支払となったものです。

4.2件(内部発見2件)・6百万円は、特定疾病給付終身保険・特定疾病給付定期保険で特定疾病保険金のお支払対象となる疾病の一部について、請求案内漏れが発生していたことが判明したため、過去のご請求について検証し、追加的な請求案内等を行ったうえでお支払となったものです。

5.上述の事案の他には、ご契約の変更手続き等に伴い発生するお客様への返戻金等のお支払が漏れていたもの、または過少であったものが20件(内部発見16件・外部発見4件)・0.8百万円ありました。

[平成22年度以前に支払を行った事案に関して支払漏れ等が判明し、追加的な支払を行ったもの]

6.2,594件(内部発見2,594件)・0.018百万円(1件あたり約7円)は、平成18年度から平成22年度までに解約等のご請求をいただいて解約返戻金をお支払した契約の一部について、遅延利息の計算基準となる日付を誤って適用していたことが社内検証によって判明したため、追加的なお支払を行ったものです。

7.541件(内部発見541件)・3.5百万円は、平成7年度から平成22年度までに死亡等による保険契約の消滅手続きに伴って責任準備金をお支払した契約の一部において、責任準備金の計算方法の誤り(適用レートや計算ロジックの設定ミス、人的な作業ミス等によるもの)による支払漏れがあったことが社内検証によって判明したため、追加的なお支払を行ったものです。

8.42件(内部発見42件)・164.4百万円は、特定疾病給付終身保険・特定疾病給付定期保険で特定疾病保険金のお支払対象となる疾病の一部について、請求案内漏れが発生していたことが判明したため、当該保険を発売した平成4年2月に遡って全てのご請求について検証し、追加的な請求案内等を行ったうえでお支払となったものです。(支払漏れ17件・請求案内漏れ25件)

9.39件(内部発見34件・外部発見5件)・10.9百万円は、保険金・給付金等のお支払手続きにおける事務疎漏によって発生した支払漏れ(34件)および請求案内漏れ(5件)でした。その内訳は、入院給付金14件・手術給付金9件・退院給付金3件・通院給付金2件・その他の給付金等が11件です。

10.24件(内部発見22件・外部発見2件)・20.7百万円は、被保険者様の一定の身体状態によってお支払となる介護年金等について、請求案内漏れがあったことがお客様からのお申し出および社内での検証によって判明し、追加的に請求案内を行ったうえでお支払となったものです。

11.上述の事案の他には、ご契約の変更手続き等に伴い発生するお客様への返戻金等のお支払が漏れていたものが3件(内部発見3件)・0.03百万円ありました。

〔ご参考〕過年度の支払漏れ等による追加支払件数・金額 (平成23年12月16日金融庁公表数値)

過年度の支払漏れ等による追加支払件数・金額 (平成23年12月16日金融庁公表数値)