金融犯罪に十分にご注意ください

保険募集人は、複数のお客さまに対し、「高金利で運用される社内預金があり、私は特別枠を持っています。是非、この機会に会社に預けて下さい」、「特別枠で申込みいただける高い利率の保険商品があります」などの架空の話を持ちかけ、お客さまから金銭を受領し、詐取しました。

保険募集人は、弊社のパンフレットや設計書を用いて説明し、正当な手続きと見せかけ架空の契約への申込を案内したうえで、お客さまから保険料として現金をお預かりし、あるいは、保険募集人名など当社名義ではない口座へ振込みいただいて、金銭を詐取しました。この際、所定の申込手続きは行っておらず、自ら作成した領収証をお渡ししたり、偽造の保険証券をお客さまにお渡ししていました。

円高に対する不安があったお客さまに対し、保険募集人は、「加入している保険契約を解約し解約返戻金を自分に預けてくれれば、それを原資として運用し、元本を保証しながら得られた利益を新たな保険契約の保険料に充当する」という架空の投資話を持ちかけました。

お客さまはその話を信用され、加入されていた外貨建の保険契約を解約し、円建の保険契約を新たに締結しました。その際保険募集人は、上記取扱に関する約定書をお渡しして解約返戻金相当額を詐取しました。

保険募集人は、お客さまのご契約の継続保険料の支払いについて相談を受けた際、残りの払込期間について保険料の前納を提案し、前納保険料を預かると騙り、受領した金銭を詐取しました。

保険募集人は、お客さまより金銭を受領する際、自分で作成した振込依頼書、全期前納保険料の計算表およびその他の事項に関する書類をお客さまにお渡しして、自身の預金口座や弊社名に似せた法人名義の口座等に振込むようお客さまにご案内しました。お客さまは、やや懸念を抱かれていたものの、お振込みされました。

保険募集人は、「ご契約の契約者貸付の貸付利率よりも、自身が勧める投資信託の利回りの方が高い」と説明し、架空の投資話を持ちかけて、お客さまに契約者貸付を行わせました。

また、お客さまより巧妙に口座情報を聴取し、契約者貸付金をお客さまの預金口座より引出しました。保険募集人は、説明の際に、実在する証券会社で販売する投資信託商品のパンフレットを用いてお客さまを信用させて、それら金銭を詐取しました。