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お金が貯まらない人必見!「貯まる体質」になるコツ
作成日:2023/7/11 更新日:2023/11/9
お金を貯めたいとは思っているものの、目標の金額までなかなか貯まらない…。もしかしたら、その理由はお金を貯める体質が身についていないからかもしれません。
いますぐ実践することで、これまでとは変わるかもしれない「お金が貯まる体質」になるコツをご紹介しましょう。
目次
お金が貯まらない人に共通する行動➀
「貯まる体質」をつくる前の準備として「支出の体質」がついてしまっていないかのチェックが必要です。お金が溜まらない人に共通する行動がいくつかあります。その代表例に「物を買うときの判断基準が明確ではない」ということがあります。
例えば、こんな項目が当てはまることはありませんか?
- 買ったはよいものの、一度も着ていない衣類がある
- なぜ買ったのかわからない物が家の中にたくさんある
- 安いからと大量購入したものの、賞味期限が切れてしまう食品が多い
いま挙げたことが当てはまる人は黄信号かもしれません。無駄な支出によって家計が圧迫されている可能性が高いといえます。
対策としては、物を買うときの判断基準を持つことです。それによって無駄な支出を抑えることができるかもしれません。おすすめなのは「本当に必要かどうか」を購入の際に、慎重に検討することです。
購買意欲をそそられたとしても一度立ち止まり、「本当に必要か?」と考えるルールを自分に課してみましょう。この判断基準を習慣化させるだけでも、支出を大きく抑えられる可能性があります。
お金が貯まらない人に共通する行動➁
2点目は「忙しさを理由にお金のことは後回しにしている」です。少しの時間をかけるだけで改善できる支出が、実は多数あります。
例えば、全く使用していないのに契約し続けている、動画・音楽配信サービス等に代表されるサブスクリプションサービスはないでしょうか。毎月のクレジットカード明細を見る時間を、月に30分でもよいので確保してみてください。
ひとつのサービスを解約するだけでも年間で見ると1万円前後の支出を減らせることがあります。特に、現代は多くの人が時間に追われるように生活をしています。「お金のことを考える余裕はない」と後回しとなってしまうことも理解はできます。
しかし、少しずつでも意識を変えて、お金のことを考えて行動するようになれば、長期的には大きなプラスを生み出す可能性が出てくるのです。小さな行動を見直すことで、お金が貯まる体質を作っていきましょう。
お金が「貯まる体質」になるコツ5選
ここからはさらに具体的にお金が「貯まる体質」をつくるための行動をご紹介していきます。すべての行動を実践できるようになれば、あなたは堅実な資産形成ができるようになっているかもしれません。
1.簡易家計簿をつける
お金を貯めるための大原則として「支出」を把握することが必要です。そのために活躍するのが簡易家計簿です。家計簿というと事務作業の負担を感じて、敬遠する人もいるかもしれません。
しかし、ここでいう家計簿では「収入」と「支出」を把握するという目的を達成できればそれだけで大丈夫です。詳細な情報を記していく必要はなく、簡易的なもので十分に事足ります。
具体的な実践方法としては、まず買い物したレシートは全て持ち帰るようにすることです。そして月に一度持ち帰ったレシートをまとめて集計するようにします。
集計してどの項目にどれだけの支出があるのかをざっくりと把握しましょう。それまでは曖昧になっていた支出の内訳を把握することができます。今はレシートを仕分けしてくれるスマートフォンアプリもあります。そういったサービスを活用するのもおすすめです。
2.固定費の見直し
固定費とは住居費、水道光熱費、通信費、保険料などの毎月一定額で発生する支出のことです。
まずは固定費を項目別にまとめて全体の把握ができるようにしましょう。そのうえで払いすぎているものがあれば、見直しを図りましょう。目安として、3ヵ月に1度見直すことをおすすめします。
例えばスマートフォンの使用料やインターネット回線などはもっと安い自分に合ったプランや契約に乗り換えることができるかもしれません。
家賃に関しては引っ越し代などの費用も計算する必要がありますが、長期的に見たときにはより良い住居選択ができる可能性もあります。
例えば、電気代に関していえば、月によって使う量が異なります。冬や夏などかなりの電気量を使う時期と、それ以外の季節でそれぞれシミュレーションをしてみてください。まずは固定費を把握することからはじめて、順次改善していけるようにすると良いでしょう。
3.貯蓄用の口座と生活費の口座を分ける
お金を貯めるためには口座を使い分けることも重要です。
貯蓄ができていない方の多くは一つの口座ですべてのやりくりをしようとする傾向があります。一方、貯蓄ができる人は自分でルール化できる特徴があるといわれています。
そこで、まずは貯蓄用の口座と生活費の口座の2つに分けることから始めてみてください。
口座を分ける最大のメリットは、管理のしやすさです。そして貯蓄用の口座のお金は絶対に引き出さないというルールをつくることも重要です。欲しいものがあればついつい口座から引き出してしまうという人もいるかもしれませんが、口座を分けてルールをつくることにより、衝動的な支出を抑えやすくなります。
堅実な貯蓄をしたいなら、まずは口座を分けることから始めてみるというのも一つの選択肢です。
4.まず貯蓄分を差し引く
貯蓄用の口座と生活費の口座を分けることと付随して重要なのが「まず貯蓄分を差し引く」ということです。
給料や報酬が入金されたら、ほかの何よりも貯蓄用の口座に一定額を入金することを優先してみてください。入金を後回しにすると、お金を使いすぎてしまい、貯蓄分がなくなってしまうということもあります。
こういったことを防ぐためにも、まずは貯蓄用の口座に入金することを鉄の掟として厳守するとよいでしょう。
5.お金に働いてもらう発想を持つ
当然ですが、収入が増えればお金を貯めやすくなります。しかし、言うは易く行うは難しで、収入を増やすことは簡単ではないかもしれません。そこで重要な考え方となるのがお金に働いてもらうという発想です。
具体的には投資による「配当」や「投資収益」がその方法となります。
投資というと抵抗感がある方もいるかもしれません。銀行に預けておくのが安心という考えを持つ方もいるでしょう。しかし、長引く超低金利時代によって、銀行への預貯金で得られる金利には期待が持てない状況が続いています。
預貯金で資産は増えないのに、現在は物価高騰によって物の価値があがっています。つまり、預貯金だけでは相対的にお金の価値が下がってしまう危険性があるということです。
預貯金のみで資産形成をしている方は、投資も含めた資産形成も一つの選択肢として考えてみると、「貯まる体質」に変えていくきっかけになるのではないでしょうか。
行動や家計を見直して、「貯まる体質」にしていこう
日々の行動や家計を見直すことは、「お金が貯まる体質」に自分を変えていくために、とても重要であることをご理解いただけたでしょうか。
自分なりのお金の使い方や、貯蓄のルールを設けることをおすすめしますが、もしその方法がわからない場合、ファイナンシャルプランナーや、電話やウェブサイトで相談を受け付けているサービスを通じて、気軽にプロに相談してみるのもよいかもしれません。
※本コンテンツは執筆時点(2023年6月)の情報に基づき作成しております。
お金が貯まる体質になるために、お金の専門家のアドバイスを受けてみてはいかがでしょうか?
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