未来のお金育てるガイド
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あなたの資産形成リテラシーのレベルは?クイズで簡単チェック
作成日:2023/7/11 更新日:2023/11/9
あなたのライフプランニングは万全ですか?予想もつかないことが起きるのが人生。資産形成は、安心して長い人生を過ごしていくための備えの一つです。
一方で、資産形成を始めようと思っても、一体なにから始めてよいのかわからない、そもそも必要な知識が何なのかもわからない、という方も多いのではないでしょうか。
そこで、まずは資産形成をしていくうえで必要な知識をどれだけ知っているか診断してみましょう。これから出題するクイズに答えることで、あなたが資産形成についてどれだけ知っているのか、あるいは知らないのか、見えてくるかもしれません。
楽しみながら資産形成について学んでいきましょう。
目次
クイズに答えてみよう!
問題は全部で5問です。
いまのあなたの資産形成リテラシーをチェックしてみましょう。
第1問 人生の三大資金とは?
正解は➀です。
以前、老後に必要な資金として「老後2,000万円問題」が話題となりましたが、まさに「老後資金」は人生の三大資金の一つに数えられる大きな支出だということです。
三大資金は、必要となる時期がある程度決まっている点も特徴となっています。教育資金は子どもの小学校入学前から高校や大学などの卒業まで、住宅資金は頭金の用意が最大5年程度かかるものとし、35年でローンを組む場合、頭金の用意期間を含めて35〜40年程度となります。計画的な資産形成をして、資金が必要な時期に備えるようにしましょう。それでは人生の三大資金のうち、残りの二つについても見ていきましょう。
第2問 土地を購入した注文住宅新築世帯の平均購入価格は?
正解は➃です。
国土交通省の調査によると、土地を購入した注文住宅新築世帯では5,436万円が全国平均として示されています。なお、既存(中古)戸建住宅と既存(中古)集合住宅の取得世帯でそれぞれ3,340万円、2,941万円です。(※1)
三大資金の一つである住宅資金についての出題となりました。
住宅は人生で最も高い買い物ともいわれています。実際に三大資金の中でも最も高額となることが多いのです。どのような住宅の購入を選択したとしても、それ相応の支出があることは想定しておかなければなりません。
第3問 小学校から高校までに必要な学習費の総額は?
正解は➂です。
なお、➀はすべて公立の場合、➁は高校のみ私立、➃は全て私立の場合に必要な学習費の総額となります。文部科学省の全国1,600校を対象とした令和3年度の調査結果が公表されています。(※2)
三大資金の一つでもある教育資金。平均だけを見ると老後資金、住宅資金よりも低い金額となっています。しかし、家庭によって子どもの人数の違いがあり、大学などに進学する場合は、さらに多くの費用が必要となります。
ご自身の家庭の状況を鑑みたうえで、おおよそいくら必要なのかを予測しておくとよいのかもしれません。
第4問 お金が貯まる「50:30:20ルール」のそれぞれの数字が指すものとは?
正解は➂です。
「50:30:20ルール」とは、北米などで広く知られている家計管理のテクニックです。家計の黄金比率と称されることもあり、資産形成のために知っておいて損はないテクニックとなります。
全体の半分を占めるNeeds(必要)とは家賃、水道光熱費、食費といった生活をするために必要なものを指します。
次にWants(欲しい)は主に娯楽に充てる費用です。趣味や旅行などの必ずしも生活には必要ではないものの人生を豊かにするための出費がこちらに含まれます。また、自己投資もWants(欲しい)の中に含まれます。
Savings(貯蓄)はその名のとおり貯蓄となります。また、貯蓄の中には投資も選択肢として入っています。
まずはSavings(貯蓄)の20%を確保してからその他2つを振り分けることが成功の鍵といわれています。ただし、Savings(貯蓄)から投資を進める場合、Needs(必要)が用意できている状態、すなわちゆとりを持てている状態で始めることに留意してください。
第5問 2人以上世帯の金融資産の平均保有額は?
正解は➃です。
金融広報中央委員会の令和4年の調査結果によると、具体的には1,291万円が平均保有額となります。しかし、中央値で見ると400万円となっており、資産形成をしている人と、していない人の間で大きな差があることが垣間見られます。(※3)
また、保有している金融資産としては「預貯金」が4割以上と最も多いです。次いで、「株式」「生命保険」という順となっています。(※4)
あなたの資産形成リテラシーレベルは?
クイズはいかがだったでしょうか。
正解数に応じたあなたの資産形成リテラシーレベルを発表します!
■正解数0~3問:リテラシーレベルはまだまだこれから。今からでも間に合います。知識を蓄積してよりよい資産形成ができるようにしていきましょう。
■正解数4問:必要レベルのリテラシーは備わっています。しかし、まだ万全ではないことを意識しつつ資産形成を進めていくとよいでしょう。
■正解数5問:見事全問正解のあなたは資産形成のためのリテラシーはバッチリです!資産形成のための実践を進めていくことをおすすめします。
資産形成と一口にいってもさまざまな方法があります。クイズ内でも触れたように保険から資産形成をはじめることも可能です。資産形成を学んで、ご自身のよりよい資産づくりについて考えてみてはいかがでしょう。
※本コンテンツは執筆時点(2023年6月)の情報に基づき作成しております。
※1 出典:国土交通省「令和4年度住宅市場動向調査_報告書」
※2 出典:文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」より算出。金額は千の位以下を四捨五入表記
※3,4 出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和4年調査結果」
もっと知識を深めたいなら・・・、リテラシーを高めてあなたの資産形成に活かしてみませんか?
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