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これだけは押さえておきたい!将来に向けた備えや資産づくりのコツとは?

作成日:2023/7/11 更新日: 2023/11/24

日々の暮らしを支えるために必要な万が一の備えや、将来の生活を支える貯蓄がなければ、自分や家族の生活はどうなるのでしょうか。

念願のマイホーム、安定した老後…夢に描いていた将来は夢のままで終わってしまうかもしれません。

少しでも思い描いた未来に近づくには、毎日の生活にちょっとした工夫が必要です。普段の暮らしを少しだけ変えて、理想の将来に近づけてみませんか。

そこで本稿では、将来に向けた備えや資産を作るときに押さえておきたいコツを紹介します。記事を読んで、さっそく実践してみましょう。

「資産づくり」は家計の見直しから

将来に向けた資産づくりを行うには、副業などで収入を増やしたり、家計をスリム化して支出を減らしたりする方法があります。

収入は、いますぐ増えるものではありませんが、支出を減らすことは決断さえすれば誰でも挑戦できることです。まずは支出削減を目標にして、家計の見直しに取りかかりましょう。

まずは「固定費」を見直す

家計見直しの重点ポイントは固定費の削減です。支出の項目は固定費と変動費に分けられ、固定費とは決まったサイクル(毎月、毎年など)で必ず発生する費用のことです。

固定費が削減できれば、以降の家計への負担が減るので大きな削減効果が期待できます。

固定費は収入の45%程度といわれています。目安を超えると貯蓄できる額に影響が出る場合があるため、できるだけ目安に収まるように見直してみましょう。

次に「変動費」を見直す

固定費を見直しても減らせるところがない場合は、変動費の見直しに着手します。

変動費は収入の35%に収めるのが目安といわれています。

「自動的にお金が貯まる仕組み」で資産づくり

資産づくりは「自動的にお金が貯まる仕組み」を利用すると、お金が貯まるスピードが早くなります。家計の見直しと並行して、お金が貯まる仕組みも作っておきましょう。

「収入-支出=貯蓄」ではなく「収入-貯蓄=支出」へ

「先取り貯蓄」とは、給料からあらかじめ貯蓄分を別口座に振り替えておき、残った額で生活をする貯蓄方法のことです。貯蓄分は最初から無かったものとして給料日に振り替えて、残りの収入でやりくりするのがポイントです。

この貯蓄方法にはいくつかのメリットがあります。

先取り貯蓄のメリット

先取り貯蓄は途中で止めると意味がありません。自動振替サービスなどを利用して、自動的にお金が振り替えられる仕組みを活用するのも一つの方法です。

例えば、下記の金融商品や制度を活用する方法があります。

先取り貯蓄に使える金融商品と制度

これらの金融商品や制度を活用すると、毎月あらかじめ指定した額を口座振替などで、自動的に引き落とすことができます。

ただし、金融商品を活用する場合は、それぞれの商品リスクに留意しましょう。

また、先取り貯蓄で振り替える額は無理のない金額に指定することも大切です。貯蓄額は給料の10~20%を目安にして、コツコツ貯めていきましょう。

「もしもの備え」が資産づくりにつながる? 

家計を見直したり、お金を貯める仕組みを作ることは資産づくりをおこなううえで大切なことです。しかし、資産づくりは、これだけでは十分とはいえません。

人生には予想もしない、突発的な事態が起こることがあります。もしものことが起こったら、今ある貯蓄だけで不測の事態に対応することができるでしょうか。

貯蓄は三角、保険は四角

多くの場合、貯蓄は毎月(毎年)コツコツとお金を積み立て増やしていくものです。年月とともに貯蓄額は増えるため、貯まったお金は右肩上がりの「三角形」となります。

十分な貯蓄額があれば、病気や事故、災害などに見舞われたときも対応することはできるでしょう。しかし、万が一の事態はいつ起こるか分かりません。貯蓄を始めたばかりの時期に、病気で入院したり、家族がケガをしたら、十分に対応できない可能性があります。

一方、保険は加入手続きが完了したら、契約日から手続きが完了した日(責任開始日)に遡って保障が開始される仕組みです。時間の経過と関係なく、加入した時から必要額が保障され、その後の保障金額も一定のため、保険は「四角」といわれています。

貯蓄は三角 保険は四角

保険に加入していれば、貯めてきた資産を守りながら万が一に備えることができるでしょう。人生に起こり得るさまざまな出来事に対して、貯蓄だけでも、保険だけでも十分な対応は難しいもの。「貯蓄は三角、保険は四角」という両者の違いを理解して、使い分けることが大切といえるでしょう。

将来に合わせた備えや資産づくりを考えよう

将来の備えや資産づくりをおこなうには、まず家計を見直し、固定費、変動費を削減して、お金を貯める仕組みを作っていきましょう。そして貯めたお金を守るために、もしもに備える保障を準備しておくことも重要です。

人それぞれ、思い描く将来のプランは異なりますが、家族が安心して暮らせる未来は多くの人の共通の願いでしょう。少しでも思い描いた未来に近づけるように、万が一のリスクに備えつつ、資産づくりを進めてみませんか。

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