ペーパレス化と紙の廃棄量削減の取り組み

環境保護活動に注力する

メットライフは環境を経営課題の1つとしています。
「2013年度比でメットライフ生命の事業活動における温室効果ガス排出を46%削減する」という目標を達成するために、エネルギー、紙、廃棄物、出張の各項目について具体的な目標を定め、各部門ごとに様々な取り組みを行っています。
その中の1つであるペーパレス化を進める取り組みは、「Go Paperlessプロジェクト」として推進しています。サステナビリティ基本方針に基づき、メットライフでも全世界で温室効果ガス削減目標値を達成すべく、当社の中期戦略でもあるNext Horizon戦略のDX施策と連携して取り組むことで、よりスピーディーに、かつより効果が出るように取り組んでいます。

2020年から2021年にかけて、ダイレクトメールの廃止や冊子類のデジタル化・在庫廃棄量の削減、金融機関代理店向け営業・申し込みプロセスのペーパレス化、ご契約者さまWEBサービスの機能拡充などを行ってきました。

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冊子類のデジタル化と在庫廃棄量の削減

メットライフ生命では、以前より紙の使用削減に取り組んでいましたが、さらなる環境保護活動に注力すべく、2024年までに、社内業務向け印刷をゼロとすること、お客さま印刷物の在庫廃棄をゼロとするという高い目標を掲げ、ペーパレス化、デジタル化の取り組みをさらに加速させています。

具体的には、募集プロセスのデジタル化により、今までお客さまに紙冊子としてお渡ししていた冊子類の電子化し、印刷量の削減・ペーパレスを推進しています。この取り組みは、当社の保険を販売していただいている保険代理店・金融機関代理店等のビジネスパートーナーの皆さまにも、当社のサステナビリティの取り組みを理解いただき、目標達成に向け、ともに環境問題に取り組んでいます。

印刷量を削減するだけでなく、廃棄量の削減も積極的に取り組んでいます。
今までは、コストの観点と在庫不足にならないように一括での発注・印刷を行っていましたが、冊子類のデジタル化とあわせて発注ロットを小さくすることで、倉庫内在庫の適正管理と在庫廃棄量の削減に取り組んでいます。
倉庫内在庫を廃棄する際には原因・要因の分析を行うことに加え、各部門においても、適正使用・適正発注を各部門で心がけることで余剰在庫の削減に取り組んでいます。その結果、2021年1年間で、印刷物の発注数は前年比約5%減(2019年比約37%減)、倉庫内在庫廃棄量も約19%削減を達成しました。

今後は、お客さまの利便性も念頭に置きながら、ビジネスパートナーにもご理解・ご協力いただき、営業活動におけるデジタル利用の割合を増やし、紙の使用を最小限にしたプロセス構築を目指していきます。

ご契約者さまWEBサービスの機能拡充

ご契約者さま向けのインターネットサービスを、2021年7月に「ご契約者さまWEBサービス」としてリニューアルしました。ご契約者さまWEBサービスでは、当社の保険にご加入いただいているご契約者さまが、ご自身の契約内容の確認や、保険料振替口座やクレジットカードの変更、改姓手続きや受取人変更などのお手続きがWEB上で完結できるように機能拡充を行っています。

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サステナビリティ重要課題