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支払漏れ等が判明し、追加でお支払した保険金等の件数・金額(2022年度)

2023年6月30日

2022年度に保険金等の支払を行った事案に関し、支払漏れ等(支払漏れ(*1)・請求案内漏れ(*2)等)が判明し、2022年度に追加的な支払を行った事案は以下の通りです。

(*1)支払漏れ:保険金・給付金の請求時に提出された診断書等に記載された内容から、支払対象と判断することが可能であった事案

(*2)請求案内漏れ:保険金・給付金の請求時に提出された診断書等に記載された内容から、請求を受けた保険金・給付金以外にも支払える可能性がある保険金・給付金があったにも関わらず、通常の検証作業(原則として当初の支払から1ヶ月以内)で把握されず個別の請求案内が行われなかった事案

支払漏れ等が判明し、追加でお支払した保険金等の件数・金額(2022年度)

[2022年度に支払を行った事案に関して支払漏れ等が判明し、2022年度に追加的な支払を行ったもの]

この128件・27百万円の内訳は、支払漏れ107件、請求案内漏れ0件、その他保険金・給付金以外の支払漏れ21件となっています。詳しくは以下の通りです。

  • 支払漏れの107件(内部発見62件・外部発見45件)・14百万円は、入院給付金、手術給付金、通院給付金等について、保険金・給付金のお支払手続きにおける診断書等の確認不足や事務疎漏によって発生した支払漏れまたは過少支払です。このうち39件は後述する「Webを用いたご請求の受付不具合による支払漏れ」によるものです。なお、2022年度に当社がお支払した保険金・給付金等は、全体で2,092,481件・386,922百万円であり、支払漏れの事案が支払全体に占める割合は、件数で0.0051%、金額で0.0036%となります。
  • その他の21件(内部発見12件・外部発見9件)・13百万円は、解約返戻金、保険料等について、お支払手続きにおける処理対応の誤りや事務疎漏によって発生した支払漏れまたは過少支払です。

[2021年度以前に支払を行った事案に関して支払漏れ等が判明し、2022年度に追加的な支払を行ったもの]

この70件・1.4百万円の内訳は、支払漏れ15件、請求案内漏れ0件、その他保険金・給付金以外の支払漏れ55件となっています。詳しくは以下の通りです。

  • 支払漏れの15件(内部発見13件・外部発見2件)・1.1百万円は、入院給付金、手術給付金等について、保険金・給付金のお支払手続きにおける診断書等の確認不足や事務疎漏によって発生した支払漏れまたは過少支払です。
  • その他の55件(内部発見55件・外部発見0件)・0.3百万円は、後述する「システム不具合によって発生した積立金額誤計算による過少支払」によるものです。

[Webを用いたご請求の受付不具合による支払漏れについて]

Web上でお手続きいただいた給付金請求の一部について受付処理が正常に完了されなかったことにより支払漏れが発生し、追加支払(39件、209.2万円)を実施いたしました。要因は、システム障害およびその修復対応不足によるものです。

[システム不具合によって発生した積立金額誤計算による過少支払について]

積立利率変動型終身保険/積立利率変動型養老保険等(計7商品)において、システムの不具合により一部の契約の積立金額の計算に誤りが発生いたしました。これにより、既にお支払した解約返戻金額が過少となっていた事象が判明し、不足金額について追加支払(55件、26.1万円)を実施いたしました。

〔ご参考〕過年度の支払漏れ等による追加支払件数・金額

〔ご参考〕過年度の支払漏れ等による追加支払件数・金額

※2010年度以前の数値は、2011年(平成23年)12月16日金融庁公表数値です。

2021年度以前に、支払漏れ等が判明し、追加でお支払した保険金等の実績はこちら