生命保険に関する税金について、よくいただくご質問をまとめました。
よくあるご質問|税金に関するQ&A
Q:支払調書とは何ですか。
A:支払調書とは、報酬の支払者(生命保険会社)が「誰に・どのような内容で・年間いくら支払ったか」を税務署に報告し、税務署は、支払いを受けた人が正しく申告をしたかどうかを確認するために使用されます。
生命保険会社は、満期保険金・死亡保険金・解約返戻金・祝金等の一時金や年金を支払う場合、一定の基準に該当した支払いについて「支払調書」を作成し、生命保険会社が所在する所轄の税務署に提出することが税法により定められています。
税務署は提出された支払調書により、保険会社がどのような内容による支払いを行ったかを把握します。
支払調書の提出範囲
- 一時金で支払う場合
所得税(一時所得):1回の支払金額が100万円を超えるもの
相続税・贈与税:支払われる保険金額が100万円を超えるもの - 年金で支払う場合
所得税(雑所得):その年中の年金の支払金額が20万円を超えるもの
(契約者と年金受取人が異なる場合は、支払金額に関わらず提出されます)
※具体的な税務取り扱いについては、所轄の税務署への相談などによりご確認ください。