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支払漏れ等が判明し、追加でお支払した保険金等の件数・金額(平成24年度)

2013年6月28日

平成24年度に保険金等の支払を行った事案に関し、支払漏れ等(支払漏れ(*1)・請求案内漏れ(*2)等)が判明し、平成24年度に追加的な支払を行った事案は、以下の通りです。

(*1)支払漏れ:保険金・給付金の請求時に提出された診断書等に記載された内容から、支払対象と判断することが可能であった事案

(*2)請求案内漏れ:保険金・給付金の請求時に提出された診断書等に記載された内容から、請求を受けた保険金・給付金以外にも支払える可能性がある保険金・給付金があったにも関わらず、通常の検証作業(原則として当初の支払から一ヶ月以内)で把握されず個別の請求案内が行われなかった事案

支払漏れ等が判明し、追加でお支払した保険金等の件数・金額(平成24年度)

当社では、支払漏れを防止するために、支払処理における確認・検証プロセスの強化、保険金コールセンターの設立、支払査定者の採用と育成、システムサポート機能の強化などの取り組みに加え、保険金コールセンターからお客様へご請求書類を送付後に、一定期間を経過してもお客様からご請求が無い場合、当社より請求勧奨案内を行う取り組みを導入するなど、請求案内の拡大についても進めてまいりました。
これまでのさまざまな支払漏れの防止策や請求案内の実施により、保険金等の支払漏れは継続的に減少傾向にあります。
今後も引き続き、支払漏れの防止や請求案内の強化のための取り 組みを行い、継続的な改善を図ってまいります。

お客様のもとに、確実に保険金・給付金をお届けするための当社の取り組みをご紹介します。

[平成24年度に支払を行った事案に関して支払漏れ等が判明し、平成24年度に追加的な支払を行ったもの]

この42件・6百万円につきまして、詳しくは以下の通りです。

1.42件のうち、32件・5百万円(内部発見9件・1百万円、外部発見23件・4百万円)は、保険金・給付金のお支払手続きにおける査定判断の誤りや事務疎漏によって発生した支払漏れです。その内訳は、手術給付金10件・通院給付金7件・生活習慣病一時金/ガン診断給付金6件・入院給付金5件・無事故給付金2件・死亡保険金1件・特定疾病給付金1件です。なお、平成24年度に当社がお支払した保険金・給付金等は、全体で881,085件・215,806百万円であり、支払漏れ等の事案が支払全体に占める割合は、件数で0.0036%、金額で0.0027%となります。

2.その他の10件(内部発見5件・外部発見5件)・0.3百万円は、ご契約の変更手続き等に伴い発生する返戻金等のお支払額が誤っていたもの、または保険料の返金が遅延したものなど事務疎漏によって発生した事案です。

3.請求案内の漏れはありませんでした。(0件)

[平成23年度以前に支払を行った事案に関して支払漏れ等が判明し、平成24年度に追加的な支払を行ったもの]

この348件・43百万円につきまして、詳しくは以下の通りです。

4.348件のうち、123件(内部発見)・5百万円は、月払給付金を一時金でお支払する際に支払時期の誤りにより支払時期を遅延していたことが社内検証によって判明したため、遅延利息を追加的にお支払したものです。

5.71件(内部発見)・9百万円は、更新時に給付金額が減額される契約において、更新以前に給付金等の支払事由が発生していたにもかかわらず、ご請求をいただいた更新後の給付金額に基いて過少にお支払していたことが社内検証によって判明したため、給付金等について追加的なお支払を行ったものです。

6.45件(内部発見42件、外部発見3件)・15百万円は、保険金・給付金等のお支払手続きにおける査定判断の誤りや事務疎漏によって発生した支払漏れです。その内訳は、月払給付金13件・手術給付金10件・無事故祝金7件・学資給付金5件・入院給付金等3件・ガン診断給付金3件・退院給付金2件・障害給付金1件・特定損傷給付金1件です。

7.40件(内部発見)・0.03百万円は、積立利率変動型生存保障保険のご解約手続き等において、平成24年1月から同2月中旬までの間、社内システムでの積立利率の設定ミスがあったことにより解約返戻金が一時的に正しく計算されていなかったことが社内検証によって判明したため、解約返戻金について追加的なお支払を行ったものです。

8.33件(内部発見)・0.02万円は、平成18年度から平成22年度までに解約等のご請求をいただいて解約返戻金をお支払したご契約の一部について、遅延利息の計算基準となる日付を誤って適用していたことが社内検証によって判明したため、遅延利息を追加的にお支払したものです。

9.15件(内部発見12件、外部発見3件)・12百万円は、保険金・給付金等のお支払手続きにおける事務疎漏によって発生した請求案内漏れです。その内訳は、ADL年金11件・入院給付金等2件・特定疾病給付金1件・健康回復給付金1件です。

10.11件(内部発見)・0.05百万円は、団体保険での配当金計算ロジックの誤りにより配当金の過少支払が社内検証によって判明したため、配当金について追加的なお支払を行ったものです。

11.その他の10件(内部発見5件・外部発見5件)・1.3百万円は、ご契約の変更手続き等に伴い発生する返戻金や保険料のお支払が遅延していたものなど事務疎漏によって発生した事案です。

〔ご参考〕過年度の支払漏れ等による追加支払件数・金額

〔ご参考〕過年度の支払漏れ等による追加支払件数・金額