アクチュアリー職インタビュー

羽部 充

2002年入社
執行役員 保険計理人

担当業務

保険リスク・市場リスクの測定および経済資本比率(EC Ratio)のモニタリング
リスク管理戦略の立案
部門全体の戦略立案とチームメンバーの育成

※社員の所属・記事内容は2024年11月18日取材当時のものです。

インタビュー

22年間の軌跡と挑戦が形作ったアクチュアリーのキャリア

大学時代の先輩からアクチュアリーを知り、メットライフ生命へ入社

私は2002年に大学を卒業し、メットライフ生命(当時はアリコジャパン)に新卒で入社しました。大学で数学を専攻していたことから、自然と数理的なスキルを活かせる仕事を志すようになりました。その際、大学の先輩からアクチュアリーという職種を教えてもらい、興味を持ちました。
就職活動中、メットライフ生命の社員の皆さんがフランクで親しみやすいことに強く惹かれました。特に面接時にお会いしたアクチュアリーの先輩方とは一緒に働くイメージを持つことができ、それが決め手となって入社を決意しました。

商品開発部門での12年間が築いた基盤

新卒入社後、私は商品開発部門に配属されました。ここでは、商品の収益性や保険料の計算、価格設定に携わり、保険商品の根幹を支える業務を担当しました。数理的な知識を活かしつつ、チームでの議論を通じて最適な商品を作り上げるプロセスに大きなやりがいを感じていました。
特に、自分が携わった商品が市場に出て、実際に契約される瞬間は、努力が形になったと実感する特別な瞬間でした。テレビCMで自分が関わった商品の広告を目にしたときには、プロとしての誇りを強く感じました。

ジョブポスティング制度を活用してリスク管理部門へ

12年目には、ジョブポスティング制度を活用してリスク管理部門へ異動しました。この制度は、自分の意思で新たなキャリアに挑戦できる仕組みであり、私自身にとって新しい挑戦への大きな一歩でした。ここでは、保険商品のリスクレビュー、ヘッジ戦略の立案、経済資本比率の測定・管理など、多岐にわたる業務に携わりました。
商品開発の経験を活かしつつ、リスク管理の観点から保険商品を評価することで、会社全体の健全性を支える役割を担うようになりました。この経験を通じて、業務を異なる視点から理解する力が磨かれ、成長を遂げることができました。

複数部門の経験がキャリアを深める

私は、一つの分野で専門性を高めていくだけでなく、複数の部門を経験することで幅広い視野を持ち、成長するキャリアを選びました。商品開発とリスク管理という異なる部門を経験したことで、業務を多角的に捉えるスキルが身につきました。これにより、保険業務全体を深く理解し、問題解決能力を高めることができたと感じています。
このキャリアパスは、まるでらせん階段を一段ずつ上るような感覚です。幅広い経験を積むことで、しっかりとした土台を築きながら、高い視点で物事を見られるようになりました。

現在の役割とこれからの目標

現在、私はリスク管理部門の役割と保険計理人を兼務し、それぞれの役割の観点から会社の持続的な成長の実現のためにすべきことは何かを考えながら業務をしています。
今後はさらにアクチュアリーとしてのプロフェッショナリズムを研鑽していくことに加え、アクチュアリーの業務範囲を超えて様々な領域での業務にも挑戦していきたいと考えています。また、自分自身がロールモデルとして、次世代のアクチュアリーに影響を与える存在でありたいとも思っています。

当社へ興味を持っていただいた皆様へ

メットライフ生命は、自分のキャリアを自由に切り開ける環境が整った会社です。ジョブポスティング制度や先輩社員のサポートなど、多くの機会が用意されています。私自身、22年間をかけて挑戦を続け、その中で多くのことを学びました。
「新しいことに挑戦したい」「長期的に成長し続けたい」という意欲がある方には、最高の職場です。ぜひ、私たちと一緒に未来を切り開いていきましょう!

あなたらしく働けるフィールドが
メットライフ生命にはある