加速する超高齢社会は、「今」喫緊の課題です。高齢者の方々が抱えるさまざまな問題に真摯に取り組み、 心と身体を守る支援を通じて、豊かな老後を応援します。高齢者に寄り添うことで、人生の前向きな変化をお手伝いしています。
メットライフ生命は、「メットライフ財団× 日本財団 高齢者・子どもの豊かな居場所プログラム」を通じて、高齢化が進行する日本で、高齢者が住み慣れた地域で家庭的な環境のもと最期まで安心して暮らせる終の棲家として、高齢者ホスピスを提供する取り組みを行っています。2024年上半期までに、国内10カ所の開設を目指しており、地域のホームヘルパーや訪問看護師、ボランティアが連携し、医療・介護・予防の体制を整え、生活支援を行なっていきます。
ホスピスでのボランティア活動として、高齢者ご自身が人生を振り返って語られる内容を聞き書きし、小冊子にまとめてご本人やご家族に渡す「聞き書きボランティア」に社員が参加していきます。人生の大先輩から、その経験、体験、知識、知恵を伺い、後世に伝える橋渡しをするこの取り組みは、次の世代へ命をつなぐ活動といえるでしょう。
メットライフ生命では、ひとり暮らしや障がいを抱える高齢者の皆さんの住環境を改善することにより、前向きな一歩を踏み出していただきたいと考えています。 認定NPO法人 ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパンの「プロジェクト・ホームワークス」に、メットライフ生命の社員が定期的にボランティアとして参加。心身の病気や障がいにより、自力での片付けや清掃が困難な高齢者宅を訪問し、ご本人とコミュニケーションを取りながら、大量の物品の分別や運び出し、清掃を行い、高齢者に寄り添うことで人生の前向きな変化をお手伝いしています。社員にとっても、高齢者をめぐる日本の社会課題を肌で感じられる大切な取り組みとなっています。
NPO法人ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン
コロナ禍において、家族との面会や外出がかなわなくなった施設で暮らす高齢者の方々を応援するため、NPO法人パフォーマンスバンク、学研ココファンとともに、「メットライフキッズ&シニア 歌のバトン」を実施しました。孤独に陥りがちな高齢者の皆さんとテレワーク中のメットライフ生命の社員・子ども、そしてプロの演奏家をリモート動画でつなぎ、それぞれが歌や絵で参加して最終的に一つの合唱動画を完成しました。交流の場を提供するだけでなく、この動画は各地の高齢者向け住宅に配信され、高齢者の生きがい創出などにも活用されています。
プレスリリース NPO法人パフォーマンスバンク
日本全国の高齢者施設において、新型コロナウイルス感染症対策の最前線で働く介護・看護従事者などの方々の心と身体の安全を守るため、メットライフ財団は緊急支援として日本財団に約1億円を寄付しました。この支援は、高齢者を支える皆さんが少しでも安心して働ける環境の整備に役立てられます(支援の活用状況はこちら)。
日本財団