プロ野球選手から1000名のお客さまを支えるコンサルタントへ

澤井 良輔 エグゼクティブコンサルタント 宇都宮サテライトオフィス(2010年入社・前職 プロ野球選手)

人生の第二章として、やりがいと夢のある仕事

ドラフト1位でプロ野球球団に入団。2005年のシーズン終了時に現役を引退し、解説者やコーチとしてプロ野球に携わってきました。2008年にはBCリーグ(※)の野手コーチを務めていたのですが、その翌年にはコーチ契約が打ち切られました。新たなチームからの誘いも来ていましたが、このまま野球に携わり続けるか迷いがありました。自身にとっては、継続性や将来性があるとは思えず、そろそろ区切りをつけたほうがいいとも考えていました。そんな時、手もとにあったのが後に上司となる人の名刺です。すぐに「保険の仕事ってどんなものか聞かせてください」と連絡を取り様々な話をしました。話を伺い、コンサルタントの仕事は人生の第二章として申し分ない、やりがいと夢のある仕事だと感じました。
コンサルタントの仕事に魅力を感じてはいましたが、決断の決め手は上司の人間性に惚れ込んだことです。考え方に共感できる、包容力もある、尊敬もできる。この人の下で新しいチャレンジをしようと思いました。
現役時代も打てなければ契約が打ち切られるシビアな世界でしたから、「売れなかったらどうしよう」という不安や戸惑いはありませんでした。

※BCリーグ:ベースボール・チャレンジ・リーグ(Baseball Challenge League)は、日本の甲信越地方2県と関東地方5県、東北地方1県を活動地域とするプロ野球の独立リーグ。

「どうせなら澤井から…」と選んでもらえる人になる

入社初期の研修では苦労したことを覚えています。社会保障や保険商品等を理解するためにひたすらテキストを繰り返し読み、書き写して身に付けていきました。途方もない時間がかかりましたが、元アスリートの強みなのか、素振りか反復練習みたいなもので習慣化すれば大して苦にはならず、学習効果が出てモチベーションも上がっていきました。
研修を終え、1人で営業現場に出られるようになったときは「さあ、やるぞ!」と意気込みましたが、意気込みとは裏腹に結果はついてきませんでした。当時の私はちょっと背伸びをした提案方法で話の運び方もカチカチでした。このままでは上手くいかないと思い、自分らしいやり方とは何かを考え、新たに心がけたのは、私自身が“お客さまから何でも相談されるパートナー”になることです。お子さまの野球のコーチをしたり、ご飯やゴルフに行ったりするうちに「保険を検討するなら、まず澤井さんから話を聞こう」とお客さまからの反応が変わり、結果につながり始めました。
新人時代に上司から「スーツを着るだけが仕事じゃないぞ」と言われたことがあります。当時はピンと来ていなかったのですが、ここ数年、その意味が分かってきました。こうした活動が新しい紹介を生んで良い循環ができ、今では約1,000人のお客さまとご縁をいただいています。

「もしも」のときに力になる。お客さまの信頼に応えるために

今後の目標は、できるだけ長くお客さまを支えていくことです。例えば、家でも、車でも、美容室でも担当者が頻繁に変わり、お客さまからの信用がなくなるケースがあるかと思います。私自身は、お客さまから選んでいただいた信頼に応えるために、一大事の時に保険金をお届けするなど、お客さまを支援し続けることが大切だと思っています。だからこそ、この仕事は長く続けなければいけません。今後も自分らしく、“お客さまから何でも相談されるパートナー”として、できるだけ長くコンサルタントを続けていきたいと思います。

コンサルタントおよびASMのキャリアパスや記載内容は2023年10月時点のものです。
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